『DeepWarp』

自撮りやポートレートに関する技術は日々発達の歩みを止めません。
「DeepWarp」テクノロジーは、マシンラーニングによって人の顔の動きについて学習し、静止画を元にちょっとした動画を作ることができるんです。
こちらが「DeepWarp」のデモサイトのようです。

http://163.172.78.19

といっても、あまり役に立たなそうなテクノロジーなのですが。
まずはオリジナルの画像をDeepWarpのサイトにアップロードして、目の動きを選びます。
すると、3秒程度の動画ファイルを作ってくれるのです。

ちなみに動くのは目だけです。
静止画の顔が、目がキョロキョロと動く動画になります。
ちょっと気持ち悪いですね。

目の動き方にはいくつかのパターンが用意されていて、欧米で呆れたときのジェスチャーとしてよく行なわれる目をぐるりと回す動き「scroll」、左右に動く

「shift」、寄り目になる「cross」、の3種類。

この技術を応用して、ビデオ会議などで参加者の視線がズレてしまうことを修正できるようになるとのことです。
確かにカメラはスクリーンの上にあり、ビデオ画面はその下なので、カメラレンズを見つめて話さない限りはビデオチャットで目が合うということはないですよね。
でも現段階では不自然さが目立つので、その点を改善してもらわないとコワい顔になってしまいそうですね。
今のところは有名人や友人の写真を使って、目を動かして遊ぶのが唯一の使い道のようです。

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