縦位置グリップのすすめ

一般的に横長のカメラボディーで縦位置の写真を撮影しようとするとシャッターボタンに合わせて右手脇部分が大きく体から離れます。横位置を撮影する際にはブレないように両脇を締めてカメラを支えることができますが、縦位置の場合この体勢のため安定して撮影できないことがあります。
それに対応しているのが縦位置グリップ(バッテリーグリップ)です。
一眼レフカメラやミラーレス機の電池蓋を取り外して装着するもので、横長のカメラの底部分にグリップ部分が足されて、見た目には真四角なカメラボディーに見えます。
プロカメラマンの撮影するカメラが大きく見えるのはこのグリップ部分があるからかもしれませんね。
縦位置グリップをつけると、文字通り縦位置の撮影が横位置の撮影をする時と同じような構え方が可能になりしっかりとホールドしながらの撮影できます。

さらにもうひとつバッテリーグリップとも言うように縦位置グリップのメリットは、グリップ部分にバッテリーが二個装着できるため、普通のカメラボディーで撮影する場合よりもバッテリーの持ち時間が断然アップします。バッテリーをより消費するインターバル撮影や動画撮影の際にはその差が歴然としてきます。縦位置よりもバッテリー重視でこのグリップを装着している人も多いでしょう。

この二点のメリットだけでも十分縦位置グリップをおすすめできるのですが、デメリットといえばボディ部分を足すことからもちろんカメラの重量が重くなることです。男性はもちろん、女性カメラマンにとっても重量増の負担は大きいです。
ただ、三脚使用時や大口径レンズなどを装着する際にはかえって安定感が増してバランスが良くなるというデメリットの中のメリットもあります。
メーカーによってはマクネシウム合金仕様のものもあるので、これから装着してみようという方はメーカーの縦位置グリップをまずみてみてください。

プロカメラマンの撮影、ファッション、広告、出版の商業撮影などでは随分と縦位置写真が多いので、一度使用すると手放せないのが縦位置グリップ。
前回話題にとりあげました写真家RKさんも縦位置グリップをつけてますね。そう、彼の作品も縦位置写真が多く見られます。

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