『料理写真の技を磨く』

出かけ先のレストランで、運ばれてきた料理を食べる前にスマホでパチリ。
ちょっと前なら意味不明な行動ですが、今ではこんな光景フツーですよね。特に女子に多いですね。

こういった行動は日本のみならず世界中でもフツーのことのようです。
主にSNSに投稿するのが目的なんですね。
スマフォ専用アプリ「Instagram」でもこういった料理の写真は数多く投稿されています。
どうせアップするなら皆が「美味しそう」と共感してくれれば嬉しいし、逆に美味しそうな写真を見つけるとフォローしたくなりますもんね。

そして、「Instagram」に投稿する料理写真をレベルアップさせる手法を学ぶ教室までもが、ついに登場。
こちらが、その動画。
https://www.youtube.com/watch?v=dvPTG1he2Mo
イスラエルのワイナリーがプロの写真家を講師に呼んで開催している教室です。

この教室の特徴は、料理を「最高の見せ方」で撮影するため、専用の特注皿が使用されているということ。
その皿は陶芸家のアディ・ニッサニがデザインしたもので、「食べる用」ではなく「撮る用」に特化した皿のため、形がとてもユニークなのです。

たとえば、「Limbo」という皿は、イームズの椅子みたいな形。
椅子の座面に料理を置くような感じで、手前にiPhoneを差し込むミゾまで付いています。
背景の余計な物を隠すことができ、料理が際立って美しく撮れます。

また、「The 360」という皿は、「Limbo」同様手前にiPhoneを差し込むミゾが付いて、陶芸のロクロのようなスタイルで、皿がクルクルと回転します。
回転することでアングルを最適な位置にもってくることができるということです。

ちなみに、この料理教室の参加費はおよそ100ポンド(19,000円)で、すでに完売状態。
上質な写真の撮り方を学べる上、美味しい料理が食べられるなんて最高ですね。
さらに照明にもこだわるなら、ぜひ当店のコンパクトLED照明機材を。

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