コンパクトLED

次世代照明といわれるLED照明。それも今や身近なものになりつつあります。
LED照明の種類も豊富になり、また価格帯も少し前よりもお手頃になってきています。
今回は家庭ビデオカメラでの記録ムービー撮影から、商品カタログ撮影照明まで気軽に、そして様々なシーンに対応できるコンパクトLEDをご紹介します。

バッテリーは単三電池使用でセットも簡単。
色温度変換フィルターからレフ板効果のある拡散透明フィルターも完備で、小さなアイテムが、きれいな映像に繋がる点をきちんとフォローしています。
またバーンドアが装備しているので余分な光や、被写体へのライティング調整もしやすくなりました。

お子さまの成長の記録、家庭内のイベントなどの映像は照明ひとつで随分の画質が変わってきます。そのため手軽に使えるLED照明がおすすめです。
さらに会社内でのセミナーから小物撮影の細かい部分へのプラス照明にも対応できます。

まずはお手頃価格で基本的なアイテム、「コンパクトLED60 撮影照明電式」からお試ししてみてはいかがですか。撮影機材の専門店

パララックス

パララックスという言葉を聞いたことがありますか?
これは写真撮影の際にファインダーで見た映像と、実際に写真に映った映像の差のことです。英語でバララックスといいますが、視差とも呼ばれています。

つまり、「ファインダーから見える範囲」は「写真に写る範囲」はイコールではないということです。

この現象は工学ファインダーを搭載しているコンパクトカメラにおいて起きます。また撮影する被写体が近距離にあればあるほど起こることなので、マクロ撮影などの接写した撮影になるとパララックスが大きくなるということです。

被写体と中央に構図したつもりが、いざ撮影したものを見ると左右どちらかにずれている。ということを経験したことはありませんか?これもパララックスの現象です。

この現象を解消したのが一眼レフカメラです。原理的にはパララックスは生じないことになります。現在気軽に使っている一眼レフにはシステム上、レンズとファインダーの位置の違いから生じるこのパララックスを解消していたんですね。写真撮影の照明機材

ホワイトバランスフィルター2

前回ホワイトバランス設定に大変便利なアイテム、ホワイトバランスフィルターのお話をしました。
プロ使用のホワイトバランスフィルターをみていると、こんな記事が見つかりました。
まさに身近なものからの発想です。
それは、、コーヒーのテイクアウトに使われているカップのプラスチックのふたです!
コーヒーを持ち歩く際にこぼれるのを防いだり、またはコーヒーショップによっては蓋を取らないで、そのまま飲み口でコーヒーを直接飲めるためについていたりもしますよね。
あのふたです。
薄いプラスチックで、白色のふたは、レンズによってはレンズフィルターのサイズにぴったり!フィルターを装着するように、プラスチックのふたをレンズにはめ込み、マニュアルのホワイトバランス設定と同じ方法で設定します。

プロ仕様のものがなくてもこんな工夫で適切なホワイトバランスと、すばやい撮影準備ができるのは見逃しがたい発見です!撮影照明

ホワイトバランスフィルター

適切な色を表現するために欠かせないのがホワイトバランスですね。
環境や照明の温度に合わせて自動調整できますが、やはりその場その場でマニュアルでホワイトバランスを調整したいものです。
ホワイトバランスを的確に設定するためにグレーカードなどがありますが、必要アイテムを取り出したりすることなく手早くホワイトバランスをマニュアルで設定できるものがあります。
それがホワイトバランスフィルターなるもの。レンズフィルターと同じ要領でレンズに取り付け、撮影前にMFモードでシャッターを切ります。その設置をカスタムホワイトバランスに設定し選択。
以上の手順で撮影を開始することができます。
手早く簡単便利です。

同じスタジオ内でも照明機材の数や、照明からの距離によっても色温度が微妙に変わってきますので、ホワイトバランスフィルターを装置してマメにチェックして撮影に臨みたいですね。撮影機材を格安ご提供

プリントサイズと画素数について

デジタルカメラの時代になって、撮影、保存、編集、見せ方などが変わってきましたが、それでも旅行写真や家族との記念写真はやはりプリントして手にとってみてみたいものですよね。
写真をプリントにする際にサイズの呼び名がいろいろありますが、今回はそのプリントサイズについてみてみましょう。

プリントサイズはコピー紙のサイズと同じように、数字が小さくなればなるほど大きさが大きくなります。
つまりもとにあるお大きさをいくつに割ってプリントにするかという計算なので、たくさん割るとサイズが小さくなる計算です。

六切(むつぎり)と呼ばれるサイズが20.3×25.4cmになります。それよりも一回り大きいサイズが四切(よつぎり)がおおよそコピー紙のA4にあたり25.4×30.4cmです。一方はハガキサイズが8.3×10.8cmまたは9×13cmの手札 (手札)と呼ばれるサイズです。写真屋さんの店頭でLサイズと呼ばれる大きさをイメージされるといいでしょう。

このプリントサイズは各国で変わってきますが、コピー紙のように、A4、A3といった大まかなカテゴリーは共通します。
デジタル撮影したものもプリントして手にとって眺めるとまたひと味違って見えてくるものです。日本ではもちろん、旅行先での写真プリントはいかがですか?
撮影照明のライトグラフィか

立体感を大切に

被写体のお化粧ともいえるでしょうか?照明機材によるライティング設置は非常に大切。見せ方そのものがライティングで変わってきます。
一灯照明で撮影する際に、照明の反対側にレフ板を活用して補助照明として照明から反射を活用し、影を軽減することをレフ板で「おこす」といいます。

このレフ板を使った「おこす」作業はとても役立ちます。
ライティングの方向、あて方が適切でないと被写体が「ベタ」っとして平面的な写真になってしまい、立体感を損ないかねません。被写体の全面に照明が行き渡っても×、一側面に影が強く写り込んでもいけません。

そのちょうどよさ。つまりは照明があたった部分と影ができる部分、その中間の部分間のグラデーションバランスがカギです。
一番明るい部分、一番くらい部分、中間部分がきちんとあることが見分け方です。

色合いのある被写体を撮影する際にはその見分けが色に引っ張られてなかなか判断つきませんが、この立体感を見せる撮影練習として、グレーまたはグレーに近い白のオブジェを選び繰り返し撮影して、明るさのグラデーション3部分ができているいるかみるといいでしょう。コントラストが強すぎない、ちょうど良い3部分のグラデーションが共存した画像です。なかなか難しい注文ですね!
こういった撮影練習をすると、いざ商品撮影などをする際にとっても役立ちますよ!
撮影照明の専門

ケラレる?

撮影した写真の四隅が充分に露光されずに露出アンダーになったことがありませんか?これは広角レンズを内蔵ストロボと一緒に使用した際や、レンズフードやフィルターが正しく装着されていない場合などに起こる現象です。意図的にこういった趣向を演出する際は問題ありませんが、撮影した風景写真など四隅が暗くなってしまい結局撮り直し、または編集修正をしなければならないなんてことも。

さて、この「ケラレる」現象はどうしたら回避できるのでしょう。
ストロボを使用する際にはレンズフードやレンズの影が「ケラレる」状態に繋がります。その場合には外付けのストロボ照明を活用したり、バウンス撮影にして影ができないようにします。ストロボを使わずに撮影するのも手ですが、それには露出にあったISO設定や前述したように外付けストロボで試しましょう。

また一度撮影をして「ケラレる」状態であれば、レンズフードやフィルターを外して撮影してみましょう。

そのほか広角レンズのみならず、超望遠レンズを使った際に、ミラーの長さが足りなくて四隅に暗い部分ができてしまうこともあります。レンズとの兼ね合いを調整してみるのも解決の近道です。商品撮影の照明

ミラーショック

一眼レフのフィルムカメラやデジタル一眼レフカメラもしかり、シャッタースピードが遅い撮影の際には、この影響を受けることがありますね。
ミラーショック、つまりはカメラに露出させるためにカメラ内部のミラーが跳ね上がる時の発生する衝動によって、画像がぶれてしまうことを言います。ISO感度が100以下など低い場合や、照明の充分でない環境などにはシャッタースピードが遅い状態で撮影することがありますが、このミラーショックを起こさない最短解決策は三脚を使用することですね。

それ以外にも、ミラーアップといってミラーがカメラ内部で跳ね上がる衝撃を抑えるために、シャッターを切る事前にミラーを上げておくことを言います。これによって衝撃を軽減できるんですね。

こういったカメラ構造に伴った撮影問題を回避する工夫はさまざまですが、昨今ではデジタル一眼レフカメラでもミラーレス一眼レフカメラが登場しています。
こういった構造上の問題も構造そのものから変化していくのかもしれません。撮影照明の専門店

アングルファインダー

カメラを構える高さを「ポジション」といいます。ポジションは大きく分けると三つ。ハイポジション、アイレベル、ローポジションです。
通常の立った状態でカメラを構える位置よりも、踏み台を使ってさらに高い位置から構えた場合をいいます。アイレベルは文字通り、目線と同じ高さで被写体をとらえるポジション。そしてローポジションは姿勢を低くしてカメラを構えた姿勢を示します。
これらは撮影者の構えた高さを示しますが、一方、カメラと被写体の関係を示すのがアングルです。
カメラを上に向けて被写体を下から撮影するのがローアングル。アイポジションと同じように水平状態で撮影するのが水平アングル。そしてカメラを下に向けて被写体を上から撮るのがハイアングルです。

このようにポジションとアングルは切れない関係。
例えばカメラを地面に置く、または地面に届くほど低く構えるローポジションがあります。この際にファインダーを覗くのには一苦労。そこでこのローポジション撮影に便利なのがアングルファインダーです。
ファインダー部分からLの字に上に向いたもので、真上から覗くと安定した姿勢でファインダーをみることができます。
ローアングル撮影にはぜひ活用してみたいですね。撮影機材の専門店

ちがう視点

デジタルカメラとフィルムカメラでは単純に比較できませんが、例えばデジタルカメラのフルフレームならば、35mm判のフィルムカメラの相当します。
レンズを変えていくとファインダーに写り込む画角がかわるように、カメラのサイズを変えるとまた見え方も違ってきます。
35mm版カメラと比較すると、大中判カメラというものがあります。つまり35mmフィルムを使用して撮影するカメラと、120mmフィルムを使用して撮影する中判カメラ、そして4×や8×10の大判カメラなど。

デジタルカメラで構図など表現方法を考えていきますが、少し離れて違うスタイルで撮影すると見え方が変わるので、写真の取り方も自然に変わってきます。それによって今までと違う「カギ」を見つけて、これまでの撮影スタイルをベースにまた新たに新鮮な視点で被写体をみる機会になるかもしれません。
ちょっといつもの視点から離れることによって、写真撮影のヒントを得ることがあるので、こんな寄り道も長い目で見ると撮影にはよい効果が生まれるきっかけになるかもしれません。デジカメ用の撮影機材