イルミネーション! 2

イルミネーション写真で、キラキラ間たっぷりの光部分が光の線で瞬いている写真をよく見ますよね。あれって写真撮影後に編集されている写真なんでしょうか?
いえいえ、もちろん広告写真などで手を加えて編集されている画像はあるでしょうが、実はあの「キラキラ」、フィルターでつくれるのです。
その名もクロスフィルター。
光の部分を吸収して光の中心部分から4本~8本の光の線が作り出されます。
まるで雪の結晶のように見えるので「キラキラ感」が増し、ゴージャスな感じが演出されます。

その他にソフトフィルターを使って、柔らかなイルミネーションを演出したりと、フィルター使いによってオリジナルなイルミネーション写真を撮影してみてはいかがでしょうか?

ちなみに寒空のイルミネーション撮影に使える、簡単マルチテクニックの一つに、レンズに息を吹きかける、という即席ソフトフィルターというのもありますよ。
湿度が関係しますが、何気にお役だちです!

照明機材の専門店

イルミネーション!

この季節がやってきましたね。
寒い夜空でも、ついついそぞろ散歩をしたくなる都内各所のイルミネーション。
歩きながら瞬く光を見ているだけでも楽しいものですが、きれいだからこそ写真におさめたいとおもいますよね。
散歩をしながら気軽にスマートフォンでイルミネーションの撮影の楽しみ方を見てみましょう。

「しっかり撮る」一眼レフの撮影と違うスマートフォンでの撮影ポイントは楽しむこと。
撮影した写真をそのままブログやSNSへ送ることが目的ならば、「キレイ」に撮影することに加え、その場の雰囲気をいかに伝えるかということが必要になります。

例えばイルミネーションは並木道全体に飾られることがよくあります。
そうすると一つをズームアップするよりも遠近法を利用した構図で全体的に撮影する方が、その場の雰囲気が伝わりやすくなります。

普段の写真ならば手ぶれやボケが気になるところですが、夜のイルミネーションでは人の動きや光のボケなども賑やかな躍動感になってかえって映えることもあります。
実際に見ているイルミネーションを気に入った角度や構図でたくさん試してみたいものですね。

そうそう、夜景専用のスマートフォンカメラアプリケーションなどもイルミネーション撮影を楽しめるアイテムの一つといえるかもしれません。

写真撮影のことならライトグラフィカ

360°パノラマ

以前からも商品写真、商品映像として360°パノラマ写真、ビデオなどがありますね。
オークション映像などでも見かけますし、まるで手に取るように「商品をすべての角度から見たい!」という要望に応えたような形ですね。

そんなパノラマ写真を気軽にスマートフォンで撮影できる「雲台」を発見。
回転する雲台にスマートフォンを挟み込んで設置する仕組みで、本体の底部には三脚に取り付け可能の三脚穴も装備されているそうです。
ぐるりときれいに回転して、しかも手ぶらで撮影できるというのは楽しそうですね。

ただ、前述したパノラマ写真は、商品を中心においてカメラがその周囲を一周して撮影するパノラマ写真で、カメラ自体が中心になってぐるりと一周して撮影するこのスマートフォン雲台は、被写体の撮影が異なります。
カメラ自身が中心になって回り撮影するので、風景写真もそうですが、室内写真や賃貸物件やトータルインテリアの紹介などにも使えそうですね。

こういった小さな小物、アクセサリーを使うと、写真の活用方法がバラエティーに富んで広がりそうです。

写真撮影のことならライトグラフィカ

ISOから測るカメラのレベル

前回ISO設定を低くすればするほど「きれいな写真」が撮影できるということをお話ししました。
低い感度が本当の感度であって、感度を上げることによって撮影された写真は「点」からなる写真の「点」を増幅するため、その分ノイズも増えてしまうためです。

一般にいう、感度の高さとISOの高さが比例するのとは見方が違うため混乱してしまうかもしれませんが、感度が低いほど、高画質を得られるということは、ISO数値が低いとセンサーの持っている感度が高いといういえます。

つまり、カメラを選ぶ基準として、ISOの高さを見るのではなく、最低ISO数値を見ることも一つの基準になると思います。
ただ、最低基準で撮影する画質がどのカメラも同じではないため、あくまでも参考ということになります。
こんな見方でカメラ選びをするのもカメラの質を比べる際に参考になるかもしれません。

撮影照明ならライトグラフィカ

雪景色は露出オーバーで

夏が猛暑の場合、その年の冬は厳しい寒さになるとよくいわれます。
例にならって今年の冬は寒そうな予感がします。ヨーロッパでも今年の夏は暑く、そして12月に入ってから各都市での寒さのニュースが伝えられています。

寒さが苦手でも雪景色は日常の感覚と離れて、何とも幽玄かつ、いくつになってもわくわくするものではないですか?
さてその雪、雪景色の撮影ポイントを見ていきましょう。
雪景色の写真撮影で失敗してしまった経験のある方は多いでしょう。その原因は露出。
オートで撮影する場合、一面に広がる明るい白をカメラは眩しい光に反応し、露出を下げようと判断します。つまり暗く撮ろうとします。そのまま撮影してしまうと雪が「白くない」写真になってしまうのです。

そこでポイントはオートモードを外し、露出をオーバー目に設定して撮影することです。
露出優先モードで撮影するか、マニュアルモードで撮影する場合には絞りを先に決めてから、一度テストシャッターをきりましょう、そこから露出をどの程度までオーバー目に設定するのかを微調整します。露出補正を+1以上程度にしてみると、目で見ている通りのキレイな白に撮影できるでしょう。

写真撮影のことならライトグラフィカ

カフェごはん

料理ブログのほかに、レストランやカフェでの食事からスイーツまでカメラで記録してその写真をブログやSNSで公開されている方って結構いらっしゃいますね。
情報の共有ということがありますが、写真があることによって目でも楽しめます。
料理のブログ写真、撮影者によって写真の差が出ます。
それはスマートフォンで撮影してもデジタルカメラで撮影しても「うまい人」は「うまい」のです。
その差はどんなところで出るのでしょう。
きれいで目を引く「カフェごはん」の撮影ポイントを見てみましょう。

なんといっても光が大切。できるだけ自然光で撮影しましょう。その際には順光のみだけでなく、自分の撮影位置を変えて逆光で撮るのも試してみましょう。
構図は「より」で、料理の中の一番見せたい部分にピントをおき、三分割法を考えながら構図を組み立てます。料理によって構図のみでなく、上下の位置も工夫しましょう。つまりローアングルから斜め45°からのアングルといったように、撮影位置を選びます。

カフェで過ごしたり、外で食事することが頻繁にある方は、食べる前に撮影するのを習慣付けると、結構な量の料理写真のアーカイブができますよ。
ブログをされてない方でもいかがですか?

新宿西口ライトグラフィカ

生き生き

以前お話ししたことのある「キャッチライト」、これは人物写真を撮影する際に瞳の中に光を写し込ませることを言います。
表現だけを読むと、まるで少女漫画のようですが、このちょっとしたテクニックでポートレートの仕上がりは全く変わってきます。
ファッションポートレート、雑誌、広告などでも多用されますが、これは子供写真でも大いに有効です。キャッチライトが入るだけで、子供の表情がまさに生き生きみえてくるのです。

キャッチライトを入れる撮影は意外と簡単。
ストロボを使ったキャッチライト撮影もありますが、赤目になったり、人物の表情がストロボの光によって変わってしまうことがあるので、反射板や照明で調整するのがよりシンプルかもしれません。
カメラの後ろ側から反射板、照明を照らすことによって、キャッチライトが入ります。
ぜひお子さまを撮影する際にも活用してみてください。

撮影機材の専門店

F値で選ぶデジタルカメラ

デジタルカメラは電子機器の中でも日々技術が進歩し、さらにデザインの流れも同じように変化していくので、それだけ発売されるモデルの数も多くなるでしょう。
その多くのデジタルカメラの中で、どのようにカメラ選びをしたらいいのでしょうか。
コンパクトカメラなどでは携帯性、デザイン性、軽量性などもとわれるでしょうが、やはりレンズの性能にも注目したいものです。レンズの性能、つまりはどのくらい明るいレンズか、ということ。
それはF値を見ればわかります。
F値が小さければ小さいほど明るいレンズということになり、F値の二乗の逆数が取り込める光の量の目安になります。
例でみてみましょう。
F5のデジタルカメラでは、5の二乗の逆数が0.04、F2のデジタルカメラでは二乗の逆数が0.25になります。0.25÷0.04=6.25となり、F2のデジタルカメラのレンズは約6倍近くの明るさを持っているということになり、それはシャッタースピードやISO設定にも大きく影響し、画質そのものにも関わってくることになります。

F値の計算はややこしそうですが、このようにF値にしっかり注目してカメラ選びをすると、デザイン性などの外観だけでは物足りなくなるでしょう。
是非お試しください。

新宿の撮影機材専門店

写真の引き算

写真学校などのテーマごとの撮影課題の評論会、批評会のようなもので、よく「説明的だ」というフレーズを耳にします。これはネガティブなコメントなんですね。
カタログ写真などは、文章で補えない分を写真で紹介するという役割のため、もちろん説明的で見てそのままわかるものである必要がありますが、アート作品やファッション、また広告写真などでもインパクトや面白みを持って人の目を引きつける必要があるため、「説明的」であってはNGになる場合があります。
つまり「説明的」な写真は、一目瞭然であっても面白みに欠けるという点で評価が薄い写真になってしまいます。

商品カタログや物撮りといった表現写真以外で、説明的な写真でないようにするのはどうしたらいいのでしょう?
それは撮影者が見てひかれた部分を、すべて全体写真としてフレーミングするのではなく、アングルや邪魔なものを排して撮影するのがポイントです。
つまりそれが写真の引き算です。どこを削除して、どのようにフレーミングするかがポイントです。
同じ被写体でも、人によって全く違う写真になるというのは、この部分に鍵があるんですね。
そして人それぞれの感性、見方によっていかようにも変わるのが写真の醍醐味でもあるかもしれません。

撮影照明のライトグラフィカ

キレイなぼけ背景

被写体を際立たせるため、目立たせるため、立体感を強調するためなどに背景をぼかして撮影することはよくあります。
たとえ背景がいろいろなものが見えてごちゃごちゃしていたとしても、ぼけ背景にすることによってほとんど壁紙状態にして煩わしさのない写真として仕上がります。

これらのことがをわかっていてもなかなかキレイなぼけ背景が写せないという場合、次のポイントをもう一度確認してみましょう。

・ボケといえば開放
・最大までズームアップ
・被写体と背景の距離

キレイなぼけに関してお話しするときに必ず出てくるF値の開放。絞りを開放気味にすることはボケを得ることにつながります。
そしてズームレンズを使用する際にはブームを最大までズームアップすることによって、よりボケが強調されます。ズームアップすると被写体がフレームからはみ出してしまう場合は撮影者が後ろに下がりながら構図の調整をしましょう。
そして忘れがちですが、被写体と背景にある程度の距離がなければ背景がぼけてきません。
被写体と背景になるものとの距離感をはかることもキレイなぼけ背景につながるポイントです。

写真撮影のことならライトグラフィカ