立体感

お菓子屋さんのショーケース、花屋の軒先、マネキンの飾り方など、分野はそれぞれでも、お店のショーウインドーはその店の顔。つまりはプレゼンテーションという広告塔になりますね。
そしてそれは商品撮影の場合には、写真撮影機材、照明セッティングなどが大切になるのと同じように、撮影する商品の見せ方がとても大切ということに繋がります。
どのような構図で、どうやって撮影するかというのは技術が伴ってきますが、どのように見せるための商品配置はコツとセンスがカギになってきます。
それはもちろん工夫を重ねて、経験していけば得られることもあります。

そのひとつにまず立体感を大切にした商品配置を試してみてください。
単に商品を並べたのではなく、商品同士の重なり方、上下、左右のバランスを見ます。必要な際には底上げとして、厚紙、新聞紙、コットン、布など利用してもいいですね。
立体感を出しつつ、光によってできる影に気をつけていくと、ボリューム感も増し平坦ではない、目をひく商品写真に近づきます。

新宿の撮影機材専門店

食べ物写真

日々の生活の中で「食」は欠かせないもの。だからこそ当然ながら私たちの周りでは食の情報があふれています。
おいしそうな写真を見れば、おなかがすく、つまりおいしい写真を「見せて」食欲をそそるのが「食」のいわば広告。

そんな毎日の「食」に自然に関わっていると、その一瞬一瞬を残したいと思うのもブロガーのみならずです。
さて、「おいしそう!」とおもっておもわずコンパクトカメラや携帯のカメラで撮影する方は意外に多いと思いますが、その映像は「おいしそう!」に匹敵しないこともたびたび。
その場、目の前、肉眼に勝るものはありませんが、せめて記録に残すのには「おいしそう!」らしいものを残したいもの。それにはほんのちょっとした工夫で近づけることがあります。
まずコンパクトカメラでも携帯カメラでも縦、横どちらで撮影したら、よりおいしそうに見えるのかをみてみます。料理、お皿、大きさ、盛りつけによって様々なので構図の前にこの縦横を考えることって結構大切なんですね。
次になるべく色を重視します。たとえ単調な食材でも目で楽しむために、仕上げに香草、飾り付けなどといったもので完結される料理。その色添えに注目して色に焦点を当てると効果的です。
撮影する前にあまりにおいしそうで、食べてしまった。という経験を持つ方も多いのでは!

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三脚素材の選択

これまで三脚といえば、アルミ製のものが一般的でした。しかし近年では軽量で丈夫なカーボン製やマグネシウム製の三脚も増えてきましたし、その優れた携帯性で一躍人気三脚となりました。
さらに、カーボンとマグネシウムといった素材は軽量なだけでなく、振動減衰性といった振動を小さくするといった特徴があり、写真撮影の機材としてはとても優秀な特徴を持っています。

しかしご存知の通り、三脚の重要な点は携帯性と反比例する重さが大切になります。それは安定した撮影が可能なことと、重いカメラも支えるための安定感が必要ということからです。
この点をみると、カーボン製、マグネシウム製の三脚はアルミ製よりも難点です。
この軽量という特性が難点になってしまう皮肉さ。それを解決するのがストーンバッグです。
軽量な三脚を使用する際に、それぞれ三本の足にネット状のものを装着し、ハンモック状になった部分に文字通り石でもいいですし、機材で撮影時に使わない重いアイテムを入れると、三脚が安定するという仕組みです。いわゆる重しですね。

こんなアイテムが、素材によって違う三脚の選択の幅を広げてくれます。

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CP+

もうすでに終了してしまったのですが、CP+(シーピープラス)ってご存知でしたか?
カメラ・写真イベントのひとつで2010年に開催され、今年2012年が3度目の開催でした。
どの国でもカメラ・写真に関するフェスティバルや、見本市、イベントなどがありますが、こちらのCP+、セミナーやディスカッションなどのアーカイブをみると、なかなかの充実ぶり。
来客数や、まさに老若男女といった様子は誰もが楽しめ、さらに開催目的でうたっているようにビジネスユーザーとコンシューマーを対象にして展開している点もほかのカメラ・写真イベントと一線を画するところでしょうか。

カメラのようにデジタルは日進月歩の技術を追う必要なテーマから、銀塩写真など変わらぬ魅力で表現するものなど、同じ写真でも楽しみから実践まで随分違います。
カメラにそして写真に親しむ一歩としても、気軽にイベントに参加するのもおすすめです。

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とっさのレフ板効果

今回は撮影する側からではなく、ポートレートを撮影される側の立場で写真写りのよいテクニックをみてみましょう。

ポートレートといっても、それが携帯電話やスマートフォンから撮るちょっとしたショットや、コンパクトカメラで記念、思い出の一枚として撮影されるカジュアルなシーン、つまり写真を撮られる準備がされていない状態の場合を想定してみましょう。
楽しい雰囲気、その場所での限られた時間、そこでどの程度写真写りがいい状態をつくれるかということ。
そこでのレフ板効果を思い出してみてください。
レフ板がなくとも、以下のキーワードを上手に活用して、とっさのレフ板効果を得ましょう。
「白いもの」
これは例えばコピー用紙のように白い紙から、白いハンカチ、スカーフなどで代用できます。お出かけの際に白目のスカーフを持っていると、とっさに首に巻くなどしてレフ板効果で顔周りが明るくなります。

撮影者は撮影される側のことを考えると、自然に写真撮影のヒントに繋がることがよくありますよ!

撮影機材の専門店

デジタル水準器

コンパクトカメラに内蔵の電気水準器までお話ししましたが、前回触れた通り、一般的にアクセサリーシューに装着する水準器。今ではデジタル水準器というものまであります。
液体と水平線で水平を調整する、いわば「アナログ」水準器が一般的なものならば、こちらのデジタル水準器は、アクセサリーシューに装着するまではおなじですが、水平時にはLEDライトが光、音が出るモードまであります。水平時になると光り、そして音が鳴るというシステム!

暗い環境での撮影など、視界が煩わしい場所での撮影には重宝ですね。
さらに音が鳴るために、ファインダーを覗きながらでも水平位置の確認ができるということで、覗きながら、構図を撮りながら調整できるのです!
アクセサリーもデジタル時代。

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水準器

カメラが水平、垂直に設定できているか確認したり調整したりするためのアイテム、水準器。三脚によってはすでに装着されているものもありますね。三脚自体が水平に設置されていなければ、カメラを装着した際に水平でないのは明解なことで、そのためベースである三脚自体に水準器がついていると大変便利です。

またはアクセサリーシューにつけて使用する水準器も多くあります。
三脚、カメラを設置し、微量調整などにもしっかり活躍します。
肉眼や、カメラのファインダーから見ているだけで判断していると、撮影した際の画像が水平、垂直ではなかった、ということはよくあるからです。

コンパクトで軽量なものなので、カメラバックには常に入れておくアイテムといっていいでしょう。

さて、コンパクトカメラで気軽にスナップを撮る際には、電気水準器というものがついているモデルもあります。水平方向のみでなく、アオリ方向の傾きも感知できるという機能まで。ファインダーの下に電気水準器が表示され、構図を撮る際にお役立ちです。

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コントラストと色関係

前回の輝度のお話で、輝度は色とは関係ないとお話しました。
しかしコントラストと輝度が比例するならば、コントラストを調整することによって色も変わるのではないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

例えば色彩が何となくはっきりしなくてぼやけた印象の写真があるとしましょう。
その写真のヒストグラムをみると輝度0または、輝度255あたりのピクセル数が低い、つまり灰色がかったヒストグラムになっているでしょう。それによって陰影が足りない、ぼんやりした写真になってしまうのです。
そこで、その写真のヒストグラムの輝度0あたりを少し上げると、陰影がしっかりして、それによって色彩が鮮やかに見えてきます。

同じように、全体的に暗めで、あまりはっきりしない写真の輝度255あたりを調節します。それによって、全体的に明るめになり、明るくなることによってそれぞれの色彩がはっきり出てきます。これで色彩自体もキレイに見えるというわけです。

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輝度

コントラストを考える際に輝度が大切になります。
さて、この輝度とは一体写真にどのように影響するのでしょう。
輝度はあくまでも明るさの調整であり、色調整には関係ありません。
つまり白色は白で、黒色は黒です。ただ輝度を調整することによって全体手の明るさ暗さが変わってきます。

輝度を上げることとコントラストが強くなることは比例すると言えるでしょう。
なぜならば、色自体は変わらないものの、光量の調整をするために黒をより黒くするために黒の値を高くすると(輝度0)、そして白の値を高くすると(輝度255)コントラスト自体もあがります。また反対に黒の値を低くする、白の値を低くすると両方が灰色に近くなり、コントラストも下がります。

この関係を見ながら、表現したい写真撮影に役立てられるといいですね。

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ホットシューとは

ホットシュートとは、カメラボディー上部についている外部フラッシュを装着するためのパーツのことを言います。
一眼レフカメラの場合には通常ついているもので、一見ついていないのかな?と思っても実はカバーに覆われていて、取り外すとホットシュー部分があるという機種もあります。

さて、このホットシューがあると何が利点なのか。外部フラッシュなどの照明器具をカメラの本体に直接取り付けたり、または金属の接触部分によって外付けフラッシュと連動して写真撮影ができるということです。

最近ではコンパクトデジタルカメラでも、機能や技術を優先したプロアマチュア向けから、高性能コンパクトカメラなどにはホットシューがついている場合が多いですね。
コンパクトカメラでも、照明機器のセッティングをかえるだけで、見違える写真になります。コンパクトカメラを購入する際には、こんなところに注目しながら選択するのもいかがですか?

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