白飛び

写真撮影した後にモニターでチェックしてOKだったとしても、後できちんとコンピューターのモニターで見ると白飛びしている部分が気になるっていうことありませんか?
なかなか小さなモニターではチェックしきれないことがありますね。
もちろん撮影の際にはその場でコンピューターチェックをすることもありますが、そうでない場合、どのくらい白飛びを防げるかは撮影現場によるところです。

さて、そんな白飛び防止のために、白飛び警告またはハイライト警告という機能があります。
テスト撮影した後にこの機能をみると、白く飛んでしまった画像がマーキングされて浮かび上がります。

小さなモニターではチェックしきれないことも、デジタル上の情報データー上できちんと警告してくれるんですね。
ちょっとした機能ですが、後々のポストプロダクションを考えるととっても有効な機能です。是非普段から常に使ってみたいですね。

新宿西口ライトグラフィカ

イコライズ

ヒストグラムの役割を理解すれば、イコライズという機能も有効に使えることでしょう。

イコライズとは写真画像の一番暗い部分を黒、一番明るい部分を白として、ヒストグラムの山を均等化するものです。ヒストグラムそのものはピークの山谷がなく全体的に平坦な一律のグラフのようになります。これによってコントラストを修正してくれるのです。
イコライズという言葉そのもの平均化するという意味があります。

つまり、露出アンダー気味の写真もイコライズを活用するだけで、適切なコントラスト、露出の写真に近づけることができます。
なにかの際に間違って撮影してしまった写真も、こういった機能を活用することで可能性を得られるということです。
デジタルカメラでの撮影で享受できる利点のひとつですね。

撮影機材のライトグラフィカ

冷却CCDカメラ

これは筆者も明るくない分野のお話です。
冷却CCDカメラというもの。実は何かの探し物をネット上でしている時に、非常に価格の高いカメラ冷却器というのにあたりました。
確かにコンピューターと同様、カメラも撮影を続けていると熱を発し、機種によってはフリーズするものもあります。
しかし、いくら何でも冷却器にしては値段が高すぎる、と思っていたところ、冷却CCDカメラ用ということが分かりました。
天体観測写真などでCCDイメージセンサーを低温で動作させて、高感度・低ノイズの映像を得られるというデジタルカメラのひとつのカテゴリーということを。

なるほど、高温になることにノイズが増してしまうそのデメリットを逆手に、そこからトラブルをなくすという技術なんですね。天体観測、記録をされている方にはメジャーなカメラなのかもしれませんが、新しい発見でした。

撮影機材のライトグラフィカ

年末年始にかけては、クリスマスカードや年賀状まで、ご挨拶やお礼などのグリーティングカードの季節ですね。
カードの素材から、書式、デザイン、カリグラフィーまで送る相手に合わせながら考えたり、逆に受け手の身になって考えることもあるでしょう。
さてそんなグリーティングカードにも写真を使って作成するというのはいかがでしょう?
年始には家族写真やお子さんの写真を年賀状として使うことはよくありますね、言葉にしなくても写真を送ることによって、かえって深く伝わることがあるかもしれません。

その時節のグリーティングカードとしてふさわしい写真を選ぶ、または新たに撮影してもいいですね。縦位置、横位置どちらの写真を選んだり、グリーティングカードらしく言葉を入れる場所の余白(背景)を考えたりと選択肢は狭まりますが、その分思入れのあるオリジナルなグリーティングカードが出来上がります。
くっきりとピントの合った写真はPhotoshopなどでソフトタッチに編集してもいいでしょう。
商品を扱っていたり、仕事に関係している場合には、DMの一段洗練されたグリーティングカードとしても重宝です。
是非この機会に写真とともにご挨拶を。

撮影機材のライトグラフィカ

CCD

デジタルカメラの仕様、または説明で目にするこの単語、CCD。
CCDとはCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーといって、個体撮像素子つまりは、半導体素子を指します。
一般には~万画素と表示されるとピンとくることがありますが、実際にはこの撮像素子(さつぞうそし)の数字が大切になります。

何度かお話しした35mmフルサイズの撮像素子の大きさは約36mm×24mm前後。それに対して、少しまえのハイエンドなコンパクトデジタルカメラの撮像素子は6mm×4mmと、数字でみるといかにフルサイズとの差が大きいかが明瞭に分かります。
1/1.8型、と表記されることが多いでしょう。今日でのハイエンド機種は1/1.7型が主流でしょうか。

撮像素子、つまり画質のクオリティーをとるか、携帯性をとるかといったところでしょう。レンズやボディーの大きさの兼ね合いで、現時点ではフルサイズのコンパクトカメラはまだありませんが、もしかしたらそれも時間の問題かもしれません。
でも消費者にとってはカメラの価格も大きな関心点ですが!

新宿の撮影機材専門店

単焦点レンズ

一眼レフカメラ入門の場合、勧められるのは単焦点レンズから。
この理由については何度か触れたと思いますが、ズームレンズと違い、焦点距離がひとつのため、被写体との距離感、構図のとり方が身につくということにあります。またそれだけではなく、単焦点レンズの場合、F値、つまりレンズの明るさが明るいということで、シャッター速度にも大きく影響するためです。

さてこのことは、一眼レフカメラだけでなくコンパクトカメラにも言えること。
進化し続けるコンパクトカメラはいまは携帯性、機能性をも網羅しています。ズームレンズがついているとあらゆる撮影用とに便利だと思いますが、コンパクトカメラにおいても単焦点レンズにこだわるモデルもあります。

そのメリットはやはり、一眼レフカメラと同様のF値の明るさ。
例えばズームレンズの場合は距離をかえるにあたって、F値が変わりその描写にそれぞれ合わせなければならないところ、単焦点レンズの場合は50mmならば50mmに、28mmならば28mmだけに特化すればいいので、表現力がより豊かになるわけです。
実は筆者も単焦点レンズ派。フィルムのコンパクトカメラから単焦点レンズを使っていました。もちろん目的や使い手の好みもいろいろなので、一概におすすめとい分けではないのですけれどね。

新宿西口ライトグラフィカ

被写界深度の浅さ

フルフレームの一眼レフカメラの視点からもうひとつお話を。
35mmフルフレームのデジタル一眼レフカメラは、同じフルフレームのフィルムカメラに比べて画角が若干小さい場合があるためか、よくデジタルフルフレームカメラは被写界深度が浅いと言われることがあります。
微妙な差異ですが、メリットは被写界深度の浅い、つまり焦点が狭くきれいなボケ写真を得られることですね。デメリットと言えば、その分焦点範囲が狭まっているため、ピントを定めるのが時に難しいというところでしょうか。
オートのみでなくマニュアルで撮影するとピントを定める感覚が身につきます。
それぞれのカメラ、レンズに合わせてよい特徴をうまく利用したいものです。

ちなみにフルフレームの一眼レフカメラ、フィルムの場合はSLR(Single-Lens Reflex)、デジタルの場合にはDSLR(Digital Single-Lens Reflex)と略します。

撮影機材の専門店

カメラの音声

フルフレームの一眼レフカメラでは、もう常識になりつつある一眼レフによる動画撮影。
テレビ制作でも、さらにCMや映画制作においてもフルフレームの一眼レフカメラでの撮影が行われています。

日進月歩で変わりゆく、進化していく技術、仕様はここにもあらわれています。
あるメーカーのフルフレーム、一眼レフカメラでの動画撮影では、モデルが変わり、これまで音声のコントロールができなかったのが、マニュアルで調整できるようになったなど、さらに動画撮影を効率よく実現することができるようになりました。
写真撮影が目的の場合には、カメラ機能はもちろん写真に関しての機能が最優先ですが、動画撮影を考える場合には、一見目だたないこんな音声についての仕様も実は大切なんですね。

撮影機材のライトグラフィカ

スマートフォンカメラ

海外事情をひとつ。先日新聞の見出しに「写真革命、一眼レフのようなスマートフォンカメラ」というフレーズが目にとまりました。
そう、ヨーロッパことにイタリアでは遅ればせながらスマートフォンブームなのです。
それぞれ通信会社が競って、毎月違うプロモーションを出し、ユーザー獲得に奔放しています。新聞や雑誌などでは毎日のように「HI-TECH」と銘打ってスマートフォンの特集が組まれているほど。

「一眼レフカメラのようなスマートフォン」といわれれば気にならないわけがありません。
最近の主なスマートフォン、新しいモデルなどをみると、中には画素数が一眼レフカメラと同等に並ぶような数字を出しているものまであります。
コンパクトデジタルカメラが進化し続けるように、スマートフォンも高機能なカメラを備えたものが出てくるのも時間の問題のようです。
カメラ重視のユーザーには嬉しい限りですね、気軽に、そして高画質な写真撮影が楽しめそうです。

撮影照明ならライトグラフィカ

なぜホワイト?

写真撮影でもそしてビデオ撮影でも撮影前に必ず確認するのがホワイトバランス。
さて、このホワイトバランス、なぜ白を基調にして調整するのでしょう?
光は連続した波長ですが、ヒトの目はそれをRGBでとらえます。つまりR=レッド、G=緑、B=青。この三色です。そしてデジタルカメラの写真もまたRGBの三色から構成されてます。
色の三原色、などといった説明でRGBを重ねた図をご覧になることもあるでしょうが、三色を重ねた部分は白になります。つまりはRGBの大きさが等しい色が白になるということです。白が白く見えることがRGBのバランスが正しいことになり、そのため白を白く見せるためのホワイトバランスが必要になってくるというわけです。

科学みたいですが、写真を構成している色の基本が分かると、ホワイトバランスなどといった、撮影前の大切な準備の意味も納得ですね。

新宿の撮影機材専門店