写真と脳

よくアーティスティックな場合は右脳派、理論など観念構成の場合には左脳系という言い方がありますよね。
この右脳派、左脳派は個人差はもちろん、男女差にも要因があるようです。
非常に大まかに物事を分けたとしても、女性が撮る写真と男性の撮る写真とでもよく比較されることかもしれません。例えば、直感的だったり感覚的な写真と、分析され計算されている写真といった具合に。ある評論の本でも、男女の写真の中で差を探すとすると女性はボカしを重視し、男性はシャープさを求めるといった内容を読んだことがあります。
個人差、男女差によって特定できない分、もちろんひとくくりにできる話ではありません。実際に男性は直感型の右脳系、女性は記憶力の左脳系といわれているようですが、実際には上記もあげたように分析して構築するのが男性だったり、感覚でシャッターを押していくのが女性だったりするので特定はできません。
ただ個人を追っていくと、そのひとの行動、価値観、見方などが脳によって左右される点は少なからずあり、個人単位でその人が撮っている写真を見ながら「右脳派」「左脳派」といった見方をしたらおもしろいかもしれません。
それと同様に、もしあなたが写真を撮ることが仕事または趣味であれば、パートナーにも写真撮影を勧めて一緒に撮られたらどうでしょう?
同じ場所、同じ被写体でもフォトグラファーによって表れてくる写真には随分違いがあります。
写真を一緒に見ながら、お互いの右脳、左脳の違いを見たり、そして写真を通して実はお互いのことを理解できるってことがあるかもしれませんよ。
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