椅子、ソファ、ジュータンなど繊維の素材感を伝えるとき。

布張りの椅子やソファなどの布目を表現する時は、ぜひ照明の当て方でコントロールしてください。右か左か、どちらかの方向からだけライトをあてるサイドライティングが一般的です。そうやって繊維自体の陰影を意図的に見せます。影が強調されることで糸の感じが浮き上がってくるように見えます。もしライトを使用せずに室内の蛍光灯だけで撮ると、全体に光がまわってしまいます。その結果メリハリがなくなり、繊維の凹凸がわからなくなってしまいます。せっかくの素材感が伝わらず、お客様の心をつかむことが難しくなりますよね。また、布製品の中でもビロードのように光を反射しにくい素材は見た感じより暗く映る事が多いので、明るめにライティングするようにしましょう。写真撮影ライトはこちらがおすすめ