2Dの写真を3Dに

たとえ平面体でも立体でも写真に撮ってしまえば、2Dである平面体です。
その写真を用いて、2次元と3次元を表現したなんとも魅力的な作品をNerholというユニットが生み出しました。
Nerholとは田中義久氏と飯田竜太氏からなるユニットで、アイデアを「練る人」とそれを「彫る人」といわれています。
彫る? そう、一見写真とは全く関係ないような「彫る」を写真表現に取り入れた「Misunderstanding Focus」というユニークな作品なのです。

すでにこの「目を引く」作品を目にされた方は多いかもしれませんが、簡単にご説明すると、肖像写真シリーズでで、それぞれの肖像写真は200枚の写真を重ね、重ねた状態で、一枚一枚レイヤーを彫り込んでいきます。カットされて残された写真は重ねた写真に貼付けられます。
重なった状態で徐々にレイヤーがなだらかなカーブとともに200枚の写真の中で、切り取られて残った部分に段差ができて、まさに彫刻のような立体感がうまれます。

百聞は一見に如かずとはまさにこれで、ぜひリンクしてあるNerholのホームページをみてみてください。
写真の歴史は100年強という、絵画に比べるとそれはそれは歴史が浅く、他の芸術に比べると生まれたばかりの手段とでもいえるかもしれません、つまりアイデアと模索次第でまだまだ写真表現が未知だということですね。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

箱馬

日常生活ではあまり耳にすることのない言葉、箱馬(はこうま)。
写真撮影の際に被写体をのせるための台という意味もあり、ポートレートやインタビュー撮影の際に背景と人物の高さを合わせるために高さを調整する台という意味もあります。

前者なら想像するのも容易ですが、後者の場合、どのように箱馬を使うのか例を使ってお話ししましょう。
インタビュー撮影をホテルやレストランのテラスを使って行うとします。
テラスからは街並が見渡せて街のシンボル的な建物を見てとれます。ここで座りインタビューのセッティングし、椅子に座った状態での人物を撮影すると、せっかくの背景がうまく映り込みません。そこで登場するのが箱馬。
つまり土台自体を上げて、人物の位置を高くして背景が映り込むように調整するということです。
舞台設定のようなものですね。

その他にも土台全体ではなく、姿勢を固定する椅子のような役割をする箱馬もあります。
人物が中腰、維持するのに困難なポーズを撮影する場合、少しでも負担を軽減するために、ちいさな箱馬に座り姿勢を固定できるようにすることもできます。
あくまでも舞台装置の一部なので、箱馬が映り込むことが内容に衣装などで隠したり、構図内に映り込まないようにします。

先に上げたテラスでの撮影などでも大活躍する箱馬ですが、大切なのは、撮影時に必要かどうか、どのくらいの高さ、どのくらいの面積のものが必要かというのを撮影前に把握していることです。つまりは撮影前のロケーションハンティング(ロケハン)がとても大切ということです。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

『掃除』

毎週、休みの日は部屋を掃除するって決めているんですが、いかんせん掃除が嫌いなんですよね。
まぁ、好きな人もいないと思うのですが。
それでも、掃除道具を集めるのは大好きなもんで、家には無駄にクイックルが2本あったりします(笑)
今一番ほしい掃除グッズがふとんクリーナー「レイコップ」。
最近よくテレビで観るんですよ、このふとんクリーナー。
光クリーンメカニズムとやらでダニを除去するらしいです。
この光クリーンメカニズムは、なにやら特許をとったとかで、芸能人が「これ、いいんですよ!」なんて紹介したりしているのをみると、不思議とほしくなってしまうんです。
何度も言っていますが、影響されやすい自分・・。
僕の家はベランダがないので布団を外に干せないこともあって、少し気になっていたんですよね~、ほこりとかダニとか。
高すぎず、安すぎず、手に届く値段なんで、逆に困っているんですよね~。
買おうかな・・・。
まぁ、ダニを除去するのであれば、スチームアイロンが有力という説もあるようですが。
考えてみれば、スチームアイロンでダニ退治ができるのであれば、布団のしわもとれて一石二鳥だし、なにせ手間もさほど変わらないので、レイコップ買う必要ないですね(苦笑)
・・・でも一回買ってみようかな(笑)

掃除は嫌いだけど、掃除をやめてしまうと、自分がどんどん廃れていきそうなので、これからも休日は掃除の日でいきたいと思います。たぶん。

撮影機材・LED照明の専門店

写真の必要性

先日ネットであるコラムを読んで手が止まりました。
それは葬儀会社によるもので、遺影写真に関する内容でした。
デジタルカメラが普及した今日では、カメラのみならず携帯電話、スマートフォンでの写真撮影が日常的なことになったにもかかわらず、いざ葬儀となると必要である遺影写真がないことが頻繁というのです。
若い頃や、子どもを持つ家庭ならスナップを撮り続ける機会は多々あるでしょうが、年を取り、子どもが離れてしまうと、夫婦同士で普段から写真を撮る機会はなく、さらに旅行してもお互いの写真を撮ったり、ツーショットを他人に撮影を頼むようなことよりも、風景写真が中心になってしまうとのことです。
確かに中高年の夫婦、または高齢の夫婦が写真に特別な興味、趣味を持っていなければ、ポートレートとはいわずも、人物を入れて記念写真を撮ることはあまりないかもしれません。

まさか遺影のことを考えながら家族の写真を撮ることはないでしょうが、ずっと飾られる遺影写真は「いい一枚」であるに超したことはありませんよね。
なかには高齢になってから、自ら写真館に行き、遺影用の写真撮影をされる方もいるとか。
何とも複雑でうーん、と考えてしまいそうな話ですが、これもひとつの「写真の必要性」ということでしょうね。
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サクラとボケ 1

サクラの撮影とボケの関係はとても大切です。
「ボケ」が重要な演出になるからです。
季節は春、淡い色、透き通る花びら、といったようにビジュアル自体柔らかい印象がある被写体故に、実際に撮影する際にその柔らかさを引き出すために、このボケが重要になってきます。

ではボケをどの位置にもってくるか?
いわゆる手前ボケと、一般的な後ろボケがありますね。
ボケを前にもってくるか、後ろにもってくるかということで印象もぐっと変わってきます。
まず手前ボケで撮影すると、先にボケがあるためにさらに柔らかい印象が強まります。
一方後ろボケの場合には、「写したいサクラ」のまさに引き立て役になります。
同じ構図でも被写体を奥、手前の順序で撮影してみると、つまりは前者が手前ボケ、後者が後ろボケの写真になります。同じ構図なのに印象が変わるのがよくわかります。

同じ木の花びら同士で距離をつくってボケを発生させるのが難しい場合は、サクラが数本並んでいるのであれば、並木を縦に見てとるような場所を立ち位置にして、手前のサクラ、奥のサクラといった具合に配列するとボケを得やすくなります。
主役のサクラとボケを演出するサクラ、または背景との距離感をうまく持てることがサクラの写真撮影のポイントです。
いろんなアプローチでサクラ撮影、楽しみたいですね。
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『星空タイムラプス』

星空の写真、撮ってます。
なんて、ロマンチックでかっこいいこと言ってみたいです(笑)

というのも、最近流行っている「タイムラプス」をやってみたいんです。
静止画を連続撮影で動画のように見せるというものですが、
普通に動画を撮るのでは不可能な、とても鮮明で美しい映像になるのです。
(撮影の腕によるのでしょうけど。。。)

星空の写真って難しそうですよね。
夜景を撮るのに必須アイテムといえば、三脚・レリーズ・広角レンズ。
星空の綺麗な場所と言ったら、やはり空気のきれいな自然の中。
そうなると、夜は冷え込みますから防寒着も必要ですね。
さぁ、星空を撮りに行こう!
と、いきなり行っても綺麗に撮れる自信がないので、少し予習してからにしましょう。

ということで、ネットで調べてみました。
撮影の基本は、カメラはマニュアルモード、レンズはマニュアルフォーカス。
手振れ補正もオフにします。
絞りを開放にして、ISOは1600程度、シャッター速度は10秒程度。
カメラをセットした三脚を地面に固定し、ピントを合わせて・・・
パチり。

ん~!!なんだか、いい写真が撮れそうな気がしてきました!
基本的な設定をしっかりマスターすれば、初心者でも簡単に撮影することができそうです。

予習してたら、早く星空撮りに出かけたくなってしまいます。
写真のテクニックだけじゃなく、星座の名前もわかるようになれば、なお良しですね。
ちなみに、7月7日は七夕。
おりひめさま(ベガ星)も、ひこぼしさま(アルタイル星)も一等星なので、見つけやすいらしい。
七夕の星を撮影する僕。
ロマンチックすぎでしょう(笑)

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手に取って分かること

情報過多と言われる現在、調べたいものは「検索」すれば大方のものは分かりますよね。
例えば購入を考えているレンズのフィルターひとつにしてもお店に行くことなく商品の詳細、さらには購入者のレヴュー、そして類似した商品まで情報として手に取ることができます。

検索したものをそのままオンラインで購入する人も多いでしょう。
もちろん書籍やCDなど、実際に店頭で手に取ってみなくても商品の違いが生じないものであれば、これほど便利なものもありません。
または、すでに商品の内容をよく熟知して、なかなか出回っていないものであれば、一括してオンラインで探して購入できれば、インターネット時代の恩恵ですよね。

写真撮影に関する機材でも検索することによって、より自分のスタイルに合った機材を探すことができたり、知らなかったメーカーのモデルを発見したりと利点が多いです。
ただ、実際に商品を手に取って分かることもあります。
商品の質感や使い勝手はもちろんですが、手に取って「あ、」と思うことのひとつに「重さ」があります。
例えば三脚。ooogと説明があっても、実際にその三脚を手に取ってみないと、重さってなかなか実感できないものです。使うカメラによって軽量のカーボン製でもいいのか、それともがっしりと重量感のあるメタリックなアルミ製のほうがいいのか?持って移動する際にどのくらいの重みがあるのか?といった実質的なことは商品を手にして把握できるものです。

クリックひとつで購入できるもの、じっくり手に取ってから購入するものなど、うまく使い分けながら納得のいくものを手に入れたいものですね。

ちなみに弊社では新宿にショールームを設けております。お気軽にお立ち寄りください。
文字通りお手に取って!

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『ロシェン』

ウクライナ情勢が緊迫しているみたいですね。
ちょっと調べてみたのですが、元々政治には疎い上に、状況が複雑すぎてついていけない僕です。
とにかく最近大統領に当選したポロシェンコ氏がどう打開するのか注目されているそうな。

スケートのプルシェンコ選手と間違えそうですが、このポロシェンコ氏は資産約16億の大富豪なんですってよ。
菓子メーカー「ロシェン」の創業者で、「チョコレート王」の異名をもつそうです。

ロシェン社はウクライナで最大、世界でも20位に入る菓子メーカーで、日本で例えるなら、明治や森永といった超大手菓子メーカー。

日本でも、通販など(100g500円前後)で買う事ができます。
高けー。
僕はチョコレートマニアでないので、高すぎて買う気がしませんが、高級カカオ豆使用と書かれているので、きっととってもおいしいチョコレートなんでしょう。

現地では、もちろん日本で買うより数倍安く買えると思います。
実際このロシェンのチョコレートはお土産に買って帰る人が多いそうです。
お土産で買った人のブログを見ると・・あっちの方っぽいデザイン(?)で、なんともかわいらしいパッケージ。
これはもらうと嬉しいですね。
首都キエフにはロシェンの専門店もあるそうなので、ウクライナへ旅行した時は、僕はロシェンをお土産にすることに決めました。

というわけで、ウクライナのことを調べてたらチョコレートのことに詳しくなった、という話です。。。

チョコレートのように甘くはないウクライナ情勢ですが、ポロシェンコ氏には頑張って平和を取り戻してほしいです!!(うまいこと言った)

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『サルミヤッキ』

梅雨時期ですが、「雨」ではなく「飴」のはなし。

飴ってもらうとなぜか嬉しくないですか?
1つでも、なんだか嬉しくなっちゃいます。
また、街においてあるパンフレットなんかに飴付きがあると、ついついもらって帰ってしまい、まんまと作戦にはまってしまいます。

フィンランドでは、「サルミヤッキ」と呼ばれる世界一まずい飴も有名ですよね。
先日運悪く、お土産でもらってしまったのですが・・・こんなまずいお土産もらったのはじめてです(笑)
せっかくのお土産、本当に申し訳ないのですが・・・想像以上のまずさでビックリしました。
何回も言います。サルミヤッキ、まずいです。
フィンランドでは、これが美味しいというのだから不思議でなりません。
日本でいう納豆のような感覚なんでしょうか。

ま、人それぞれってことでしょう。
「おいしい」「まずい」だけでなく、「好き」「嫌い」も人それぞれ。

写真もそうですよね。撮る人・見る人によって印象が違うもの。
撮る人の思いであったり、その瞬間の感動をいかに伝えるか。
写真の難しさであり面白さでもあります。
そこにあるものと光で撮るしかない。
あとは、個人の技量と機材をどうつかいこなせるか。
写真ってとても奥が深いです。
サルミヤッキってとてもまずいです。

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『バーベキュー』

「夏だ!!海だ!!バーベキューだ!!」
夏の決まり文句ですが、僕は夏も海もバーベキューも全て苦手なインドア男なんです。
しかし最近、ビルの屋上でバーベキューが楽しめるというお店が続々オープンしているというではありませんか!
この都会の真ん中で。
手ぶらで行って、手ぶらで帰って来れるという手軽さがまたいいですね。
まさに僕のような人間のために、と言ってもいいような素敵なお店。
夜景を眺めながらバーベキュー・・・新しいですねぇ。
バーベキューしてみたくなりました。というか、肉が食いたい。

そんなことを考えていたときに偶然見つけたアプリ「BBQワールド」。
(いつからバーベキューのことを「BBQ」って呼ぶようになったんですかね・・・)
1000を超える世界中のバーベキューレシピが紹介されていて、おまけに動画で丁寧に教えてくれます。
気になったので、速攻ダウンロードしてみました。
こんなにあるんですね~。
ただ串刺しにして焼けばいいだけかと思ってました。
それにしても、海外のバーベキューは豪快です。
料理の写真もいっぱい入っていて、めちゃめちゃ美味しそう・・・。
しかし、バーベキューの経験値ゼロの僕にとっては、ハードルの高いものばかり・・・。
とりあえず、屋上バーベキューへ行ってみて、夏を満喫しようかなと思う今日この頃。

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