カメラも日よけ

夏の行楽といえば海そして山。
どちらも日中の日差しは相当なものです。普段から夏の日差しから肌を守るようにUVクリームを塗ったり帽子をかぶったりしますが、持ち歩くカメラのことはあまり気にしませんよね。
もちろんカメラ自体には生活防水、温度の変化の耐久性もありますが、それでもカメラボディーがほとんど黒の一眼レフなどは直射日光にさらしているとかなり温度も上がります。
カメラは精密機械。いくら耐久性があるといっても長い時間野外で太陽の下にいる場合にはちょっと気をつけたいものです。

まず気温が高い屋外でも撮影以外は日陰、またはタオルや衣類に包んで直射日光を避けるようにします。鞄に入れておけば大丈夫と思いがちですが、密封した鞄自体が直射日光に当たっていると、鞄自体温度が上がってしまうのでやはり日陰に。

海好きの知人はちいさなクーラーバックにカメラを入れてもっていくそうです。
お弁当の保冷用や一人サイズのの小さなクーラーバックなどありますね、それに保冷剤など何も入れずにただそのままカメラを入れるだけで外気の温度と直射日光からカメラを守れます。
クーラーバックはもともと中身のものが外気の温度に左右されないようなつくりになっているので、野外でのカメラの保管にも最適です。

夏の暑い時期、カメラバックをクーラバックに持ち替えて出かけるのもいいアイデアかもしれません!
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

動物に癒される

Instagram で大人気になり写真集までで発行されたアカウントがあります。
タイトルは「ムーとたすく」ムーというなのフレンチドッグとたすくくんという名の男との子様子を撮影した記録が、Instagram でアップしているうちにそのラブリーな写真が日本のみならず海外でも人気になり写真集発行までなったのです。
Instagramのアカウントをお持ちの方は直接こちらから見てみたください。
http://instagram.com/ayasakai

家族とペットの様子というよりも、すでにムーも家族の一員で、生活の中にも一線はなく何とも和やかな雰囲気が溢れています。
ペットは飼い主にとっては本当に家族の一員。かわいくって子どもを撮影するのと同じくらいシャッター数を押してしまう人も多いはず。
SNSやブログでペットの写真をアップする機会は多いですよね、Instagramではハッシュタグを英語で付けることによって、一気に世界中の人の目に触れることも可能です。
知人はもちろんのこと、知らないひとからも自分の撮影したペットの写真が褒められる。それによってもっといい写真が撮れるようにとモチベーションもあがるといった風に、プラスのスパイラルとなるんですね。

人気のアカウントなどを見て、どんなショットがいいのか?と実際に自分が撮影する際の参考にしてもいいですね。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

『Pixelstick』

カメラの前で懐中電灯などを動かして多重露出モードで撮影し、光の軌跡を空間に描
く「ライトペインティング」はご存知ですか?
動画投稿サイトYouTubeでも話題になりました。

最近では携帯でもこのライトペインティングが簡単にできるアプリが登場するなどし
ていますが、そんなものとは比べものにならない迫力のライトペインティングができ
るのが「Pixelstick」。

まだ販売前の予約段階ですが、価格は3万4千円程。
全長190cm程の棒にLEDが198個ぎっしり埋められていて、総重量約3kg。
それを暗闇で振り回したり、傾けたりして撮影すると、とってもアメイジングなライ
トペインティングが出来上がるというわけです。
実際にこのPixelstickを使って撮影した映像をみたのですが、本当にびっくりする程
キレイです。
LEDがアートの世界でも大活躍しているというのはとても嬉しい限りです。

また、アート的な使用だけかと思いきや、SDカードを経由させ文字や写真などを光に
乗せて浮かび上がらせたりも可能だそうなので、イベントや演出など今後いろんな
シーンで活躍しそうな気がします。
まだ日本では未発売ですが、イルミネーション好きの日本でウケる事は間違いないで
すね。

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『今年の甲子園』

軟式野球の延長50回におよぶ投手戦も記憶に新しい昨今。

話題も少し古いですが、また甲子園の名勝負を思い出しました。
いやぁ、今年も良かったですねぇ~。
僕的には、準決勝の敦賀気比 VS 大阪桐蔭の試合が注目でした。
とにかく点を取って、大差で勝ち進んできた敦賀気比。
おいおい、どんだけ打つんだよってくらい打線がスゴくてね。

1回表で敦賀気比が5点とって、このまままたもや大差で勝つかとおもいきや、、、
1回裏大阪桐蔭の攻撃、1番バッター初球ホームラン!
全く気迫で負けていない大阪桐蔭の打線がここから爆裂するんですね。
今まで大量得点をすることはあっても、されたことのない平沼投手がショックを受け、外野に下がってしまいます。
何とも皮肉な結果。
彼はまだ2年生だそうなので、来年はメンタルも鍛え直してまた甲子園に戻って来てほしいものです。
僕もテレビの前で待っています(笑)
結局、準決勝は大阪桐蔭が大量得点で敦賀気比を下して、決勝で三重を破り優勝するわけですが、キャプテン中村君の笑顔!!エース福島くんの涙!
もう、感動しかないですよね。

甲子園球児から感動や勇気をもらいました。
この甲子園中継はなくなってほしくない日本の文化のひとつです。

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『ジブリ映画の隠れた魅力』

この時期になると、金曜ロードショーが楽しみでしょうがない。
なぜって夏休みスペシャルとかいって、ジブリ映画をたくさん放送するじゃないですか。
毎年毎年、何回も同じの放送するけど、ジブリファンの僕にとっては歓迎なのです。
僕に限らず、多くの人たちが楽しみにしているのではないでしょうか。

先日、放送された『となりのトトロ』は平均視聴率19.4%を記録したそうです。
僕はDVDを持っているにもかかわらず、放送もちゃっかり観ました。
しかし、何度観ても面白い、本当に名作です。
最近では、たくさん観すぎたせいか、純粋に映画を観れなくなったのか、トトロに出てくる登場人物の家族設定やら、詳細に描かれた背景に注目してしまいます。
そうすると、改めてジブリ映画ってスゴいなって思います。

ジブリ映画の隠れた魅力は「美味しそうな食べ物のシーン」ですよね。
トトロでは、キャラメル、サツキがつくる桜でんぷんののったお弁当やおばあちゃんのおはぎ、採れたてのトウモロコシ。
いやー、思い出しただけでもお腹すいてきます(笑)

中でも、ジブリランキング1位(僕調べ)の食べものといったら、天空の城ラピュタの目玉焼きトースト(通称:ラピュタパン)でしょう!!
パズーとシータがものすごく美味しそうに食べるもんだから、真似したくなっちゃうんですよね。
なんだか、久しぶりにラピュタパン食べたくなりました。
ということで検索してみると、クックパッドどころかWikipediaにも載っています!
よし、明日の朝はラピュタパンだ!

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『甲子園』

いや~、始まりましたね、夏の甲子園!
本当に大好きなんですよ、高校野球。
お盆休みはずっと見ていました。
だって、お金のためではない、ただ純粋に勝利のために仲間と共に一生懸命戦うんですよ!
だから毎回感動があるし奇跡がある!
本当に一回戦から泣かされてばっかりです(笑)

さらに球児の真剣な表情を見ると、マンガ「ルーキーズ」を思い出して相乗効果で余計泣いてしまいます。
甲子園が人生の全てで、それだけの為にがんばってきたんですよね。
だからあんないい顔で泣いたり笑ったり出来るんですよね~。
また思い出して泣けて来た・・・。

そういえば、甲子園のような全国高校野球のテレビ中継って海外でもあるんでしょうかねぇ?
アメリカの方では、日本の野球の認知度が高まっているので、甲子園にもスカウトマンとか来てたりするのかねぇ?
と思って、アメリカのベースボール事情を少し調べてみたところ、なんと、アメリカには全国大会と呼べるようなものはないそうです。国土もでかいので、州のチャンピオン止まりだそうです。
でも、日本の甲子園は海外でも少しづつ知名度をあげていて、特に強豪・智弁和歌山高校と大阪府の公立・天王寺高校の、夏の甲子園を目指す過程においての練習風景、地方大会の模様、その他応援団など日本独特な文化をインタビューを交えたドキュメンタリーとして放送されたりしていて、「koukouyakyu」と呼ばれ、興味をもたれているそうです。

いやぁ、なんだか誇らしいです!自分は関係ないんですけど。
アルプススタンドで応援団に混じって、ひとり小さい子ども(たぶん選手の弟)が応援しているのを見て、それもまた感動させられます。
お兄ちゃん、がんばってるよな!
彼も大きくなったら甲子園を目指すのでしょうね。
本当に、高校野球は夢を与えてくれますねぇ~。

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社カメとフリーランス

前回「社カメ」についてお話ししたので、社カメつまり会社員カメラマンとフリーランスのカメラマンの違いをみてみましょう。
これは写真のカメラマンのみならず、ビデオカメラマンや音声さん、映像やその機材関係の職についても同様のことがいえます。

まず「社カメ」と「フリーランス」の大きな違いといえば収入です。
会社員である社カメは、仕事に関係なく月々給料がもらえるのに対して、フリーランスはもちろん仕事がなければ収入もありません。ただ、反対に社カメはかなりの仕事量がある月も基本は給料制なので、フリーランスのように仕事量が多いときに収入が多いということがありません。

そしてもうひとつ大きな違いは機材です。
社カメは機材投資をする必要がありません。撮影に必要な機材は既に会社で揃っていたり、新たに新しいモデルや新しい機材を取り入れる際も、その必要性を提言するだけで、会社が取り揃えてくれます。一方、フリーランスの場合は、全ての機材は自分で購入しなければなりません。
すぐに消費するものではないので、投資することによって仕事が続けば、利益が生じます。
ただ、日進月歩のデジタル社会においては写真機材、照明機材等の更新は常に必要になり、フリーランスの場合その分の投資費用は初期投資だけでは済みません。

仕事を続けていくことは、仕事を獲得する営業であるとか、仕事を執行する連続ですが、ここでも大きく違いがでてきます。社カメは営業することはありませんが、フリーランスでは、自分が動かなければ仕事はやってきません。ただここにも裏表があって、社カメは来る仕事を拒むことはできませんが、フリーランスは仕事を選べます。

多くの要素が交錯する社カメとフリーランス。
あなたがカメラマンだったらどちらを選びますか?

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お皿の背景

料理写真の背景としてメジャーなのは、生花やワインの注がれたグラスなどが多いですね。
花や植物は彩りによって活き活きとした感じがあり、またエレガントにもなります。
ワインはその料理に合わせて、食欲を感じさせますし、花と同様に色も添えます。

先日見た料理写真に目を引かれました。
料理を盛られた白いお皿がローアングルで構図され、背景には料理がもられた同じお皿が4枚ほど重ねられているだけです。
シーンを想像させるならば、食事前にまず一皿もりつけ、その傍らに食事の人数分だけこれから盛りつけられるお皿が重ねてあるといった感じでしょうか。

ピントが合っている部分は料理の一部、背景の重ねられたお皿はキレイにボケています。
料理の他は背景を含めてすべて白なので、他の色合いがない分、料理の色が引き立ちます。
カラフルな具材ばかりが料理ではありません、色合いが控えめな料理の場合には背景に色を足すよりも、あえて押さえたほうが主役のお皿が引き立つ時もあります。

料理写真は、盛りつけから、テーブルセット、背景、それぞれの組み合わせをどのように構図するかその人のセンスが見えてきます。
楽しみなが料理写真のセンス、磨いていきたいですね。
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撮ったら整理

カメラそのもの、または写真撮影自体が好きな人でも「写真を撮ったそのあと」が苦手な人って結構いますよね。
撮影には細心の注意、撮影機材の投資は惜しまない、時間を割いて写真撮影にあてる。なんて人でも、いったん撮影してしまうと、その撮影した膨大な写真の編集、整理が苦手だという人。
大きなプロジェクトの写真撮影などでは、撮影者とその編集、アーカイブなど担当するのは別ということはありますが、個人の写真撮影では「撮ったそのあと」を自分がしなければ、写真の数が増えてしまいます。

たくさんの写真ソフトがありますが、自分に合ったソフトでいいでしょう。大切なのはデーターをパソコンに取り込むこと。そして大きなモニターで改めて写真を見ることです。
メーカーによってはメーカーの写真ソフトなど、カメラを購入すると同時についてくるものもあれば、編集を前提としたプロ仕様のソフトまでいろいろあります。

自分に合ったソフトとは?
とにかくパソコンに入れるだけ、またはカテゴリーや年代ごとなどアーカイブ保存をしたい、写真を撮ったらポストプロダクションつまり撮影後の編集までが目的。といったように撮影者によって整理の仕方もそれぞれですね、シンプル機能であればあるほどいい場合も、最新システムと技術が入ったソフトでなければならない場合など、いろいろです。
まずは身近な無料ソフトを使いながら、物足りないもの、また入らないものを考えながら、自分なりの合ったソフトを探してみてください。

写真は撮影はもちろん、そのあとにじっくり見直すことによって自分の癖や、今後の撮影のためのヒントを得ることもあります。楽しみながらアーカイブをしてみましょう。
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日本らしさ

海外のフォトフェスティバルや写真集の展示会などに行くと、日本人写真家の作品、写真集をかなり見かけます。人気があるだけではなくリスペクトさえも感じられます。
個性的な若手写真家から、各国で個展を開催する写真家まで様々ですが、一様に支持されているひとりに森山大道氏がいます。
知人のフォトグラファーの間でも、撮影スタイルは違えどファンが多く、写真集のコレクターにも森山氏の写真集を集め、探している人が多いのが印象的です。
さらに森山氏よりも少し先の世代で、あまり日本で走られていない写真家が海外で取り上げられているのには驚きます。

よく言われる森山氏の作品は、ギラリとするような鋭さ、コントラストの高さとザラッとした荒さ、新宿界隈を撮影し続けるスタイルは、白黒フィルムを通してだからこそ森山ワールドが突出されるのでしょう。日本人にならば「昭和」の空気を感じるかもしれませんが、外国人にはその日本人が感じる昭和感がそのまま日本らしさに感じられているようです。

森山氏の作品とは離れますが例えば、日本の電信柱、電線がはり巡っている写真を見ると、外国人は同様に反応します。写真のみならず、映画、アニメ、などから日本らしさをそんなところに感じているようです。
ヨーロッパではほとんどの国では電線は地下に配置され、空を見上げると日本のように電線にあたることはありません。日本人は疎ましく思うものも、海外の目で見ると「日本らしい」と映るようです。
風景写真やスナップ写真など、余計なものを排除してフレーミングしようとしますが、街の風景そのまま取り込み、電線や電柱、などといった日常のものが入り込むからこそ個性を持つこともあります。
日本に生活していると日本らしさに気づきづらくなります、外から見る日本らしさも見方によってそれぞれなので面白いですよね。
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