プロっぽい写真

この「プロっぽい写真」というキーワード、目を引きますね。
あくまでも「ぽい」というところがポイントで、プロではない、でもそれに近い写真をいかにして撮れるかという how to 、どちらにしても写真撮影に興味があれば目を通してみたくなるものです。

手軽に写真機材を個人でも所有することができ、本格的な写真撮影を実行できる今日ならば、このキーワードも決して難しいものではありません。
プラス、「プロっぽい写真」を撮影するには経験やハード面だけでなく、とてもベーシックな基礎事項をしっかり固めることもまず大切だと思います。
多くのアドバイスや撮影条件があるでしょうが、「プロっぽい写真」への重要な三つのポイントは、ホワイトバランス、F値の決め方、光の方向。
この三つを妥協しないでシャッターを切ると、そのポイントが集成してぐっと印象的な写真になってきます。逆の言い方をすると、「プロっぽい写真」はまさに上記の三点が絶妙に適切に行われている、と言えます。

ホワイトバランスもよくチェックしていても、撮影シーン、撮影する被写体、撮影の時間帯によってマメに調整することも大切です。基本が重要、なにごとにも通じている共通点です。
写真機材を揃える前、そして揃えたあと、どちらも基本に沿って実行することが近道です!

撮影機材の専門店ライトグラフィカ

ときには

モデルでもありフォトグラファーでもある友人が「撮られる側の立場に立つからこそ、撮り方が分かる」と言ったことがあります。
なるほど。美大生が絵画モデルのアルバイトをして、得られるものを聞いた時のことを思い出しました。
写真を撮影する、モデルを描く、と言った創作上の行為を行うものはその反対側の立場、つまり被写体側の立場を経験していないと見えるものが限られるのかもしれません。

写真学校ではポートレートの撮影課題の際に学生同士で被写体を交互にし合い、撮る立場でありながら撮られる立場になることがあります。
ただ、ずっと撮影をする立場であると、撮影される側になることがあまりないかもしれません。

家族や友人、写真仲間とお互いにポートレートを撮影したりして、あえて撮影される側の機会をつくるって体験すると、実際に自分自身が撮影する際のヒントになることがあります。
視野を広げる意味もかねて、ときには違った立場に立つこともおすすめですよ!
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

ときには

モデルでもありフォトグラファーでもある友人が「撮られる側の立場に立つからこそ、撮り方が分かる」と言ったことがあります。
なるほど。美大生が絵画モデルのアルバイトをして、得られるものを聞いた時のことを思い出しました。
写真を撮影する、モデルを描く、と言った創作上の行為を行うものはその反対側の立場、つまり被写体側の立場を経験していないと見えるものが限られるのかもしれません。

写真学校ではポートレートの撮影課題の際に学生同士で被写体を交互にし合い、撮る立場でありながら撮られる立場になることがあります。
ただ、ずっと撮影をする立場であると、撮影される側になることがあまりないかもしれません。

家族や友人、写真仲間とお互いにポートレートを撮影したりして、あえて撮影される側の機会をつくるって体験すると、実際に自分自身が撮影する際のヒントになることがあります。
視野を広げる意味もかねて、ときには違った立場に立つこともおすすめですよ!
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

周りの「白」をフル活用

いろいろなシーンによって、少しだけ光を足したい。という場面はカメラのファインダーをみながらよく思うことですね。
それはメインライトによってできる被写体の影や、逆光気味で撮影するときのコントラストの調整など様々です。
そういう場合に微調整可能な補助光があるか、でなければその場で活躍するのはなんといっても「レフ板」です。
白い面が、こんなにも絶妙に光を加え、傾けている方向にうまく光の反射をむけられるのは、撮影時に実感するほど。
上記の例で、逆光気味で撮影するときに、カメラ側からレフ板を被写体に向けるだけで、逆光でキャッチした光をしっかり被写体に反映することができます。

日差しが強い中、白壁の建物の周りを歩いたり、もっと分かりやすい例であれば、スキー場がまさに「白」の強さを身にもって体験する場ですね。
日常の中で白が光を反射するのを私たちは実際に体験しています。

その「白」の作用を十分に活用できるのがレフ板です。持ち歩きやすいレフ板がひとつあると便利ですが、レフ板効果を熟知していれば、他の「白」を有効に取り入れることもあります。
例えばウエディングなどお祝いのシーンでは白いテーブルの反射を利用したり、室内では白壁であればその反射をうまく利用する、などといった具合です。
それ自体が光を放つ「照明器具」ではないので、白いものがそばにあっても補助光になりうるとはなかなか思いつきませんが、周りの白をうまく見つけて写真撮影にフル活用しましょう。

撮影機材の専門店ライトグラフィカ

こんな遊び

本格的に写真撮影を習得している、またマスターして写真に従事していると、写真撮影技術を学ぶ前のように自由な写真が撮れなくなる。なんて聞いたりしませんか?
技術や知識、そして経験が入ってくると、かえってそれによって感性で左右される感覚をもって撮影することが難しくなるのでしょう。
こどもにカメラを持たせると、あら、といった面白い視点やアングルで撮影された写真があるのは、こんなことからからかもしれません。

知人のフォトグラファーが学生時代に、こんな遊びをしていた、という話。
写真学校に通い始めた頃、デジタルカメラではなく、ネガフィルムで一眼レフカメラの撮影を勉強し始めた頃、休日に友達と外出する際には単に外出するのではなくこんなことをしていたと。
時間を決めて一本のネガフィルムを撮りきり、現像プリントを短時間でできるカメラショッピに持ち込んで、そのあと一緒に友達とどんな写真を撮ったのかと見せ合うという遊び。
現像とともにプリントもされ、一枚一枚手に取って見れる写真。
ネガフィルムだからこそできる遊びですね。
といっても、いやデジタル写真でもこういう遊び方ができます。
データが入ったメモリーをショップに持ち込み、ネガフィルムよりも早くプリントアウトして手に取ることができるでしょう。
時間制限の少しの緊迫とともにその一時を写真で共有しながから、こういった遊びは時にはリフレッシュとともに新しい発見があるかもしれません。
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動物の写真撮影

犬や猫などのペットから、野鳥や動物園の動物まで対象は様々ですが、動物の写真撮影についてみてみましょう。

まずはじめに動物を撮影する際にはできるだけシャッタースピードを速く設定したいものですね。
動いている状態はもちろん、たとえ止まっている状態でも、不意の動きがシャッターチャンスの場合がありますから。
動物ゆえに動きのある瞬間をとらえることができれば、より活動的に表現できます。ジャンプや飛ぶ瞬間など動物だからこその画像は、シャッタースピードが早くなくてはその瞬間はとらえられません。

シャッタースピードと同じように大切なのはF値です。
F値をほぼ開放にした状態と、F値を絞った状態で同じ条件で動物を撮影すると違いが明らかです。
背景、または手前のものがボケて、ピントが動物にのみにあたっていると、動物の目立ち方が明らかになります。
大きな動物の場合、開放値にすると動物全体にピントが合わないということもありますが、その場合は「目」にピントを当てると違和感がありません。
人物写真同様に、動物写真でも「目」にピントが合っていると「しっくり」とおさまります。

慣れ親しんでいるペットならもちろん写真に撮りたくなりますね。さらに公園などで知らないペット、または動物園などで動物を撮影する機会があれば、動物という被写体がさらに面白く感じられます。

撮影機材の専門店

動物写真にも

人物の表情が生き生きと見える「キャッチライト」。
これって人物のポートレートのみならず動物写真にも応用できるんです。
キャッチライトはカメラの後ろから被写体に向かう照明、光によって得られます。
つまり順光ですね。動物、ペットを撮影する際もペットを順光で照らすような位置からカメラを構えます。
撮影者自身の高さ、ペットがカメラの方向を見る目線の高さなどを調整して、うまくキャッチライトが入るように確認しましょう。
動物ゆえにキャッチライトが入るとさらに活気や生き物らしさが演出されます。
この場合、黒い、または黒っぽい動物、ペットを撮影する際にも非常に有効です。
なぜなら黒い毛の動物は目に部分も黒く覆われて、実際にどこに目があるのかよくわからない場合がありますが、キャッチライトが入ると、きらっと目の部分が浮き上がるため、動物の表情がよくわかります。
こんなキャッチライトの使い方も是非取り入れてみてください。

撮影機材のライトグラフィカ

立体感と遠近感

いうまでもなく写真は2Dの世界です。
近年映像の分野で3Dが話題になっているのは2Dであるものを卓越した技術、立体感と奥行きさで3Dに見える面白さにあるのでしょう。
実際に3Dは私たちが肉眼で見ているものしかないのですから。

さて、写真でも立体感、遠近感を重要視するのは、いわばそれらが不足していると「つまらない写真」「説得力のない写真」といわれてしまいがちです。まさに平面的な写真は実際に私たちが肉眼で見ている現実世界に比べて、欠如を感じてしまうからかもしれません。

この立体感と遠近感を写真の中で表すのに「ボケ」がとても有効です。
一般的に背景をボケさせることによって、手前がぐっと近づき、遠近感をうまく誘導します。
さらに応用編として手前をボケさせると、奥行きが広がります。
ただ、手前ボケは目障り、または違和感のある写真になってしまうこともあるので、どのくらい手前ボケの範囲をもうけるかという構図づくりも大切です。
手前ボケの奥にある、メインの被写体のための手前ボケですから、脇役の役割を考慮しながら構図作りをしてみましょう。

撮影照明の専門店

月の撮影

秋の夜長、お月見の季節も過ぎ、この時期からこれから寒くなりますが、夜空が美しい季節になります。
お月見の時期に質問されたことは、月の写真撮影について。
日々形が変わり続け、満ち欠けを繰り返す月は神秘的で、古代からそして世界各国で月にちなむ風習がありますね。
今年はブルームーンもあり、月を機会が普段よりもあったのではないでしょうか。

きれいな月を写真におさめたい。そう思ってシャッターを押しても肉眼で見ている美しい月と同様に写すのは難しいものです。月はどのように撮影したらいいのでしょうか。

難しいのは露出の問題が関係しているからです。
昼間に白い月が見えることからもわかるように、月の光は太陽からの反射で、実際には結構明るいのです。そこで夜の月を撮影するときにオートなどでISOの感度が上がったり、シャッタースピードが遅くなったりすると、自然に月が白飛びしてしまうだけになります。
明るい月に合わせて、昼撮影と同じような設定で撮影するのがポイントです。つまりマニュアル露出にして、ISOを100から200、シャッタースピードも日中で撮影する程度の早さで撮影してみてください。すると白飛びすることがなく、月の陰影がくっきりわかる「月らしい」映像が写ります。

もちろんコンパクトデジタルカメラなど、ズームに限界があるカメラでは写る月は小さくなりますが、レンズ交換が可能なカメラで、お持ちの望遠系のズームレンズを装着すると、その分大きな月が撮影できます。
太陽の光に反射して輝く月は、その満ち欠けによっても表情が随分変わります。
月の動きを下調べして撮影に臨むのも月撮影の大切な準備の一つです。

新宿西口ライトグラフィカ

デジタル白黒写真

時代が変わり、技術が進み、かわるがわる機材が変わっていく写真の世界。
だからこそ白黒写真が求められるという、さかのぼる現象というのはどの世界でもあるでしょう。
今の時代だからこそフィルム写真が尊く、目立ち、求められるのかもしれません。

そこでデジタルカメラで白黒写真を撮影する方法を聞かれることがあります。
カラー写真で撮影して、Photoshopなどで編集する場合か、現在ではデジタルカメラを白黒写真設定にしてから撮影する場合のどちらかでしょう。
現在ではカメラのカラーコントロールの性能が高くなって、はじめらか白黒写真で撮影するということも可能ですが、時間や編集ソフト、編集方法の余地があればカラー写真で撮影して白黒写真に変更する方法をお勧めします。
白黒写真で撮影したものを編集するよりも、カラー写真から白黒写真にしるとRGBの三色で微調整ができるため、人物写真でも肌のグラデーションなどがきれいに編集できるためです。

デジタルカメラで、白黒写真を楽しむのも編集次第でいろいろな楽しみ方がありそうです。

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