『銀塩カメラ』

あらゆる機能の向上でデジタルカメラが主流である現在、銀塩カメラはフィルムを記録媒体としているため敬遠されがちですが、定年後の世代やフィルム写真にこだわりをもっている人たちの中で密かに人気を博しています。

中古でしか手に入らないと思っている人も多いかと思いますが、現行で販売されている銀塩カメラも実はあって、新品で買うことができます。

そのモノは、機能的にも進化していて、例えばフィルム一眼レフのニコンF6はデジタルに負けないくらいハイスペック。
フィルムにはフィルムの良さがあるんだ、というメーカーの熱い思いが伝わってくるようです。
「1枚のフィルムへの熱い思いを持ち続けるすべての方々に。最新にして究極のオートフォーカス一眼レフカメラ。その名は、ニコンF6。」というキャッチフレーズもいちいちかっこいいのです。

ニコンだけでなく、キヤノンやライカ、ローライ、ハッセルブラッドなど有名メーカーカメラからも銀塩カメラは販売されています。
また、ローライから販売されている銀塩カメラでは、デジタルパックをつければデジカメにもなるという画期的なものもあります。

デジタルカメラも銀塩カメラも、レンズを通してできた像を写す機械という意味では同じですが、銀塩カメラには手軽さを抜きにした、写真にかける想いがあるように感じます。

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『年賀状』

今年も残すところ、あと2ヶ月弱。
この時期になると、年賀状どうしようとか考えますよね。
メールやSNSで済ます人もいるようですが、毎年もらう人にはこちらも年賀状を出す
し、何よりもらったら嬉しいですよね。

来年(2015年)の干支はヒツジ。
既にデザインされたものやスタンプを使って作るのもいいですが、せっかくなら、自
分の撮った写真を使いたいところです。
ということで、マザー牧場をピックアップ。
ここは、ヒツジが大行進するというイベントが開催されていて、大行進終了後は約
150頭ものヒツジたちと触れ合うこともできるようです。

そして動物撮りのコツは、
・目線の低い所から撮る。
・動物の動きに合わせて撮る。
・視線や目の光で表情を活き活きと。
・光を使って毛並みを活かす。
予習バッチリ。

マザー牧場にはジンギスカンレストランもあるみたいなので、ある意味ヒツジづくし
の1日になりそう・・・。
というかその肉って・・・。
ま、いいか・・・。
でもさすがにジンギスカンの写真を年賀状に使うのはナシですよね。

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『写真を撮影するときに注意すべきこと』

スナップ写真を撮る場合、絶対知っておかなければならないのが「肖像権」です。

肖像権というのは、自分の姿やかたちを無断で撮影されたり、その姿を無断で公開されたりしない権利です。
テレビやストリートビューなどで、街中の人物にボカしが入っているのは、一応このためなんですね。

しかし意外にも、実際には日本の法律に肖像権という権利を規定した文章はありませんので、肖像権の侵害としての罰則はないのですが、人格権として肖像権が考慮される場合は罰則があります。

報道写真などでは肖像権よりも報道の自由が優先されるケースがあったり、群衆を対称とした写真であれば許可なく(勝手にパシャッと)撮影することができるのだそうですが、特定の人物を撮影した写真であれば、承諾を得る必要があります。
また、個人の写真以外でも都道府県の条例などで撮影行為自体を禁止している場所もあります。

たった一枚の写真にも様々な権利が発生し、様々な法律が関わってくる可能性がありますので、写真を撮るときは気をつけて撮影しましょう。

法律違反かどうかの判断も大事ですが、たとえ法律違反でないにしても最低限のマナーを守る事は大事ですよね。
自分の行動がまわりの人たちの迷惑になっていないかを、改めて気をつけたいものですね。
ちなみに、シャッターを切ったその瞬間から著作権は発生します。
自分の写真は作品として死後50年は自分の著作権が認められる、そんな時代なんですね。

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『機材の手入れ』

昔カメラのガラス部分にカビを生やしてしまったことがあります。
カビが生えたカメラの修理ってすごい高くて、全部綺麗にすると10万円かかると言
われ・・・。
結局、修理代払うくらいなら新しいカメラ買おう!ということで、1台ダメにしてし
ましました。

それ以来、手軽なカビ対策として、どれほどの効果があるかはわかりませんが防湿剤
を一緒に置いています。
防湿の保管庫などもありますが意外に高いしかさ張りますからね。
ヘタに密閉するより風通しが良い場所に置いておけば大丈夫、と思って常に出しっぱ
なしの状態です。

カビは湿度が60%以上になると生えやすいと言われているので、常に湿度を確認し部
屋全体を60%以下に抑えていれば、保管庫までは不要です。
とはいえ、湿度のコントロールはなかなか難しいですが。
しかも梅雨時期だけでなく冬も結露するためカビは生えやすいんですよね。
カビはわずかな時間でも環境さえ適合すれば容赦なく増殖するらしいので要注意で
す。

ただ、湿度が低すぎてもゴムやオイルが劣化してしまったり、レンズのコーティング
にも良くないそうです。
カメラは使っても難しいですが、保管も難しいですねー。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

『長時間露出』

長時間露出とは、長い間シャッター開けて撮ることで、物体の動きや光の軌跡などを
写し出す撮影技術です。
流し撮りとは逆に、背景が止まっていて動いたものがブレて写ります。
一瞬でシャッターを切る撮影とは違って、その時間に起こった軌跡が1枚の写真に
なって出てくるのが面白いところです。

綺麗な長時間露出の写真を撮るコツは、なんといっても露出時間。
星を撮る時は1時間以上は必要だったりしますが、それ以外は自分で調整しながら一
番綺麗にとれる時間を探します。
もちろん、マニュアルモードで撮影です。
カメラ任せの露出だと、変に明るすぎたり、うまくいきません。
あと、三脚は必須アイテムですが、その他リモコンなどあったらいいですね。

夜の長時間撮影はいいのですが、明るいところの撮影だと、露出オーバーになってし
まうこともあります。
そういう時は、NDフィルターを使うといいです。
うまいこと色と光を調整してくれます。
NDフィルターも、種類によって変わってくるので、いろいろ試してみるといいかもし
れません。

時間をかけて撮影して、どんな写真に仕上がっているかを確認するのも楽しいです。
夜景や走り去る車なども、なかなか綺麗に撮影できます。
普段はごちゃごちゃしている風景も綺麗に写るので、見慣れた自分の街をまた違った
見方で見ることも出来ますよ。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

『流し撮り』

流し撮りとは、被写体を追いかけるようにカメラを動かしながら撮影する手法です。
こうすることで被写体はクッキリ写り、背景が流れるようにブレて写ります。
まさに一流カメラマンの成せるワザ。
と勝手に思っているのですが・・・、実際難しいですよね。

流し撮りすれば、躍動感やスピード感のあるかっこいい写真が撮れます。
一度モーターサーキットに行った際、流し撮りに挑戦したことはあるのですが、バイ
クのあまりの速さにシャッタースピードが全く追いつかず、すぐに諦めてしまいまし
た。
動くものなら何でもよかったのですが、さすがにバイクは速すぎましたね(笑)
流し撮りがいちばん鮮明に写し出すものは、プロとアマの腕の違いなのかもしれませ
ん。
特にスポーツの試合等で、決定的瞬間をおさめた写真なんかを見ると、プロのすごさ
を改めて思い知ります。

この流し撮りという技術は、被写体と一緒にカメラを動かす身体能力の高さが必要な
んですが、残念な事に運動神経の悪い僕は一向に上達せず。
ブレ、ピンぼけ、フレーム外れなどなど、本当にいい失敗例ばかりを量産していま
す。

流し撮りの基本は、ピントはその場所にあらかじめ合わせておく「置きピン」で、
シャッタースピードはまずは1/100秒くらいからで、手ブレ補正機能はOFFにする。
やってるんですけどねぇ。
さらに構図まで決めるとなると、もう・・・。

自動車や電車など、決まった所を一定の速度で動くものは撮りやすいらしいです。
だったら回転寿司も・・・と思い、やろうとしたことがあるのですが、難しかったで
す。勇気的に。
ただ、ネットで検索してみると意外とやってる人が多かったです(笑)

撮影機材の専門店ライトグラフィカ

『青色LED』

先日の発表の通り、今年のノーベル物理学賞受賞者に、青色LEDを開発した赤崎勇さ
ん、天野浩さん、中村修二さんが選ばれました。

当社でもLED製品を取り扱っているので、今年の受賞は喜ばしいことで、個人的には
例年にない関心を寄せています。

赤色と緑色は既にありましたが、青色のLEDが無いと「白い光」が出せなかったので
す。
フォトショップなどの画像加工ソフトを使用した方ならご存知かと思いますが、RGB
の「R(Red)」と「G(Green)」だけだと白色は作れません。
ここに「B(Blue)」が揃って初めて完全な白色が作り出せるのです。

つまり、この3人が開発してくれなかったら当社の“省電力・長寿命のLED照明機
材”も無かったわけです。ありがとうございます。

この3人の内、中村さんは過去に研究員として日本企業に勤めていましたが、LEDの
開発報酬を巡って約200億円の請求訴訟を会社に起こしていたそうです。
結果、約8億円で和解したそうですが、それほどの価値がある発明だったということ
なんですよね。

また、青色LEDは発明されてから結構時間が経っているのにも関わらず、やっと今年
受賞になったのは、こんにちLED照明等がこれだけ普及してきたから、とも言われて
います。
そう考えると、当社の製品群もノーベル賞の受賞に密かに少しは貢献していたのかも
しれませんね(笑)
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『文明の進化』

「未来年表」というものを見つけました。
広告代理店の国内最大手、博報堂さんの「生活総研」というシンクタンクが制作した
未来予測のデータベースだそうです。
http://seikatsusoken.jp/futuretimeline/

50年前の日本は、ちょうど高度経済成長の真っ只中。
その時代を考えると、この50年の進化って本当にスゴいことなんだなと今更ながら思
いますよね。
そうなると、今から50年後の2064年はもっとすごい未来が待っているということにな
る。はず。
どうなるんだ、日本!?

ということで、まずは2064年を見てみると・・・、
・衣服のように軽いロボットスーツがリハビリや介護を補助する。
・90歳以上があたりまえになり、定年の発想から、あと20-30年を生きる発想に変わ
る。(定年の消滅)

等々。
2064年は、ロボットが介護を補助し、人口90歳以上が当たり前になると予想されてい
ます。
意外と現在の延長線ですが、要するに根拠ある予測ということですよね。
ちなみに、それぞれ専門家の大学教授による予測で、出典も記されています。
2114年まで予想されていて、2114年はリニア山陰新幹線が完成し、スギ花粉がなくな
るそうです。
素晴らしい!

このサイトでは検索機能もあり、『カメラ』で検索してみると、2015年にはミラーレ
ス一眼の世界市場が1800万台になり、デジタル一眼を上回るようになるらしい。
もっと手軽にプロっぽく、ということでしょうか?
もしくはプロカメラマンも普通にミラーレスを選択する時代が来るのかもしれません
ね。

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『富士山』

世界遺産として登録された、我が国を代表する山、富士山。
最近は澄んだ秋晴れが多く、富士山が見えることがままあります。
そんな日は望遠レンズを使ってビルの谷間から写してみたくなります。

富士山が見れた日は、なんだかいいことが起こりそうです。
千葉の幕張あたりで見たこともあります。
天候条件によっては結構遠くからでも見えるんですね。
見えた所が遠くであればある程、貴重な体験に思えたものです。

・・・では果たして一体どこまで遠くから見ることができるのか!?

何とビックリ、答えは「京都から」なんです。
ついこの間の9月末、奈良県の住職さんが京都と滋賀の県境の山の上から(ややこしいですがとにかく京都から)、撮影に成功したそうです。
このポイントを業界では「西限界」というそうです。
理論上は見えることがわかっていて、それでもそのポイントの状況(山の中ですから)、気象条件などから撮影は不可能と言われていたのですが、ついに。
何でもカシミール3Dというソフトを使って富士山までの地形のCGを立ち上げ、撮影に最適な時刻や場所を割り出したのだそうです。
距離にして261km。
これにて富士山が見える都道府県は20に上ったそうです

なお、北限は福島県の308km地点で、こちらはまだ撮影成功に至っていません。
5年に渡り40回以上登山してチャレンジしている方がいるみたいですから、是非成功してほしいですね。

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ジューンブライド 写真撮影ポイント

6月に結婚すると生涯幸せになれる。という欧米の慣習から、日本でもジューンブライドに憧れる女子は多いはず。
ただ一点、日本国内で式を挙げる場合、梅雨というネックがありますね。
そのため、ジューンブライドの夢を諦めるか、または海外で挙式をするという人も増えています。

さて、そんな大切な日の写真撮影は新郎新婦、とくには新婦に喜ばれるような写真を心がけますよね。ちょっとしたポイントでいいショットを狙いましょう。

新婦の写真撮影は、いわばモデルのポートレート写真と共通します。
つまり、基本アングル。ヨリでアップの場合には上から撮影、全身の場合には膝あたりの高さから構えて、下から人物をあおるようなアングルで撮影するというもの。
このアングルを押さえておきましょう。

普段アップ写真など重きをおきがちでも、新郎新婦の場合、全身写真も大切に。
この日のために試行して決めた衣装です。特に新婦の全身写真は前方からだけでなく、後ろ姿もしっかり押さえてあげましょう。どちらも少し斜めから撮影するのがポイントです。
晴れの日にはジューンブライドならではの、美しい空の色を背景にして、手前をボカす(手前ボケ)方法で撮影してみましょう。
肩や背中が開いている衣装の場合には、体の線がキレイにでるラインを意識して探します。
新婦がヘアスタイルをアップにしている場合には、首筋のラインに注目するのもお忘れなく。
顔、首、方のラインをうまくなぞって、特別な日のキレイな新婦を一枚に残しましょう。
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