静電気をとって汚れをとる

パソコンでもカメラでも、電気系統の周りには静電気によって集まるホコリやチリなどによってできる汚れが目立ちますよね。
カメラ本体にもモニターにも、繊細な部分に傷をつけずにきれいに拭けるクロスとして、眼鏡拭きのクロスをお勧めしたことがあります。
最近ではさらに進化して、超極細繊維の表面に静電気を取り除く重合体(ポリマー)を形成させたクロスまで登場。
つまりは、拭くことによって静電気を取り除き、汚れを取るというのです。

たしかに乾燥しているこの季節、機材の掃除をしても、それによって生じた静電気がホコリを離さないということもありますね。
しかし静電気を除去しながら掃除ができるクロスでは拭き取り後の繊維の付着もないとのこと。
調べてみるといろいろなメーカーから「静電気除去」のクロスがでています。

家の中の掃除道具で「静電気を活かして」ホコリをとるというクロスを利用したバーを使ったことがありますが、静電気でクロスにホコリを付着させて汚れをとるというもので、なかなか重宝ものです。

それと反対に、静電気自体を除去するというクロス。
カメラやパソコンのみならず家電製品に囲まれている現代人としては是非試してみたいアイテムですね。
新宿西口撮影機材ライトグラフィカ

犬派・猫派

子どもの写真を見ていて飽きないのと同じように、動物好きにはペットの写真を見ていて飽きない人も多いでしょう。中には子どもの写真ではなくペットの写真を持ち歩いている人もいますよね。

愛おしい存在だからこそ、写真におさめておきたくカメラを手にします。
だからこそ、子どもはもちろん、犬、猫の写真も撮っても撮っても限りがありません。
昔から動物写真は人気がありますが、最近殊に猫の写真集(本)の話題を耳にします。
猫好き、猫写真で知られている岩合光昭さんの「岩合光昭の世界ネコ歩き」から、歌手の坂本美雨さんの「ネコの吸い方」、作家の角田光代さんの「今日も一日きみを見てた」などなど。
坂本美雨さんはインスタグラムで毎日のように愛猫の写真をアップし、フォロワー数は7万件を超えています。同じく愛猫家の角田光代さんは愛猫「トト」をテーマにしたブログを持ち、それが一冊になって発行されたのが「今日も一日きみを見てた」です。既に重版を繰り返しているほどの盛況ぶり。

犬写真だって、以前ご紹介した一般の方がインスタグラムに投稿した写真が話題になって「ムーとたすく」という本が発売されたり、女優の石田ゆり子さんが愛犬の写真を撮ってレポートしたものコンテンツがエッセイ本として発売になったりしています。

ただ、犬の本はネコの本に比べると、愛犬にスポットライトをあてた一冊よりはしつけや犬種によっての違いを説いた本が多く見られるような気がします。
それも犬とネコとでは人間との関係のもちが方が違うからでしょうか。

犬派、猫派のみなさん、それぞれ触発されながら、さらに愛犬、愛猫の写真をどんどん撮りましょう!
新宿西口撮影機材ライトグラフィカ

花火

刑部信人(おさかべのぶと)さんの写真集「花火」の発売と同時に、同名の写真展「花火」が4月11日から5月3日まで、京都のFOIL GALLERYで開催されます。

優美で刹那的な花火は人々を魅了し、これまでも幾多ものアーティストによって作品のモチーフにされてきました。もちろん写真家によっても被写体として花火の写真が撮影されています。
しかし、この刑部さんの「花火」はそれらのどれとも違う「花火」を見せてくれます。
まるでコンピューターグラフィックスのような模様、曲線、ニュアンス。「花火」という題名がなければ、被写体が花火だとは一見思えないような写真です。

「『花火』の作品は、宇宙へのあこがれを表現している」という刑部さんは、フィルム写真からデジタルカメラでの作品制作を始め、デジタルカメラゆえの高解像度で見たことがないものを撮影しようと花火を被写体に選んでいます。
デジタルカメラだからこそ撮影し、表現できる方法と被写体と言えるかもしれません。

写真集と一緒に味わいたい写真展です。
新宿西口撮影機材ライトグラフィカ

ゴールデンウイークには写真展を

カレンダーを見ながらニコニコしてしまいそうなゴールデンウイーク突入!
業種や企業によってもちろん違いはあるでしょうが、有給などをつかってうまく組み合わせると長めの連休計画もできそうですよね。
しかし連休でなくても、海外旅行でなくても、有意義な過ごし方はたくさんあります。
そのひとつに、写真展を廻る。というのはいかがですか?
4月24日から5月6日まで荒木経惟写真展が表参道ヒルズで開催されています。
荒木氏ご自身も「今日も世界のどこかで自分の写真展が開かれている」とおっしゃったことがある程、確かに数多くの写真展が世界中で開催されますが、今回の「男-アラーキーの裸ノ顔-」では、雑誌「ダ・ヴィンチ」の巻頭連載企画で1997年から2014年までの17年間に撮影された各界の200人以上の「男」の写真の展示です。
デジタル時代だからこそ、見応えのある展示内容なのは、展示される207点の写真全てが手焼きのアナルグプリントということ。
連載当初から現在までもフィルム撮影にこだわり、連載撮影時ではアサヒペンタックスの6×7で撮影されたそうです。その一枚一枚手焼きされたプリントを一堂に見れるとは何とも贅沢です。
写真展をじっくり鑑賞、また普段から気になっている写真のギャラリーをはしごする、なんていう過ごし方も素敵ですね。
写真展を観に行こう、というデートのお誘いもなかなか新鮮です。
充実した楽しいゴールデンウイークを!
撮影機材・LED撮影照明の専門店

自撮りアプリ

「selfie(自撮り)」という言葉が辞書に載るようになった現在、この自撮りブームのきっかけになったスマートフォンにて自撮りアプリがしのぐのは時の流れでしょう。
そのなかでもダントツの人気を誇るのが「BeautyPlus」という自撮りアプリ。

「美顔」を作り出すためのこの自撮りアプリは、プリクラの定番でもある目を大きくする加工はもちろん、美白から小顔加工まで自由自在。
ちょっとしたグラビアアイドル並みのかわいさ、美しさの「自撮り」が出来上がり。

さらにこのアプリは美顔のみでなく、自動「足長」加工まで網羅。
クリックひとつであら不思議、自然な美しさのスラリとした美脚に編集。

噂が噂を呼んで人気自撮りアプリのトップとなったこのアプリ、開発元は中国企業で、このほかにもアジア圏の需要を見越したアプリで勢いを増しています。
韓国や中国でも美白、小顔、スレンダーな女性は今や典型的なアジア美女のアイコン的シンボルですからね。
キレイに撮りたい気持ちは世界共通。まだまだ自撮りブーム続きそうです。
新宿西口撮影機材ライトグラフィカ

写真を愉しむ家

昨年11月にビジュアル・コミュニケーション事業を展開するアマナが、バーニーズニューヨーク横浜店に「写真を愉しむ家」というテーマで「&ima(アンドイマ)」をオープン。

雑誌「IMA」や、「IMA CONCEPT STORE」などを手がけるアマナが「写真と暮らす」というコンセプトのもとに「&ima」も同様に、どのように写真と生活の中でいっしょに暮らすか、どのように写真を生活に取り入れるか、といった提案を3つのエリアで実際に体験できるというもの。

確かに写真は好きでも家の中にインテリアのひとつとして写真をどうやって取り入れたらいいのか、どうやって飾ったらいいのかというのは、簡単そうだけれども実はセンスを問われる玄人レベル。
IKEAの展示販売のように、実際にインテリアの中でヒントを探せるのは「愉しむ家」そのものです。
さらに本格的なセットが施された「スタジオ」ではプロのフォトグラファーによる撮影、ワークショップなども開かれています。家族写真からブライダルなどの記念写真まで写真観とは違う空間ででの撮影。
ここで撮影して、その写真をプレゼントする。というのも生活と写真を結びつけるひとつですね。

一貫して「写真を生活に」といったテーマを追求するアマナがつくる、まさに実用的な大人のテーマパークといったところでしょうか。
新宿西口撮影機材ライトグラフィカ

家族だから

同じ日に偶然ふたつの記事を読みました。
ひとつは、糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞にて石田ゆり子さんによって書かれた愛犬「はなちゃんシリーズ」のはなちゃんがなくなってしまったというお知らせです。
それは4月1日に、ほぼ日刊イトイ新聞サイトにて石田ゆり子さんからの手紙という形で載りました。ただ、実際にはなちゃんがなくなったのは昨年の4月1日で、公言するまでに一年を要したことになります。
もうひとつは、3月に刊行された本の紹介。ヒロコ・ムトーさん著「天使になったシュクちゃん 世界一愛された犬の七年半」。
こちらも実際に愛猫を失くした著者が、同様の体験をした友人のことを物語にした実話です。
どちらの記事もペットをなくして悲しい、というだけでなく、家族として過ごし愛情に溢れた生活が綴られています。
「はなちゃんシリーズ」は本のみならず今でもサイトにて掲載されているので読んで、そして写真を見ることができます。
こんな風に写真で愛でられ、文章で綴られたペットは幸せですね、家族ですから。
撮影機材・LED照明の専門店

フィッシングジャケット

いかにも「カメラマンです」といった風貌のあの、カメラマンベストが好まない、という方にはフィッシングジャケットはいかがですか?
まさに写真撮影をする人の動き、持ち物、機能性を考えて合理的に成り立ったものが、「ザ・カメラマン」的なスタイルのあのベストなのです。
必要なものをすぐ取り出せ、必要なものを必要な場所に収納できるポケット。動きやすく、負担のない軽い素材。
上記のカメラマンベストの条件を兼ね備えて、さらにプラスαの特徴があるのがフィッシングジャケットともいえるかもしれません。
フィッシング、つまり釣りも、その場で必要なものを必要な時に取り出せるようにカメラマンベストのように多くのポケットが装備されています。さらに環境を考慮された防水、防風の仕上がり、
もちろん素材はかるい素材で、動きやすいものです。
そのうえ、デザインもタウンユースにも対応できそうなほどオシャレ。
これからのアウトドアの撮影にもぴったりです。
カメラバックを保管できる場所があれば、カメラ本体だけ持ち歩き、必要なものはフィッシングジャケットのポケットに収納して、いくらでも歩いて散策しながらのアウトドア撮影ができそうです。
撮影機材・LED撮影照明の専門店

『色によって変わるイメージ』

いきなりカラーセラピーのようなタイトルですが・・・
目から入った光は脳の視床下部に届き、神経や内分泌系に影響を与えます。
神経や内分泌系は精神状態と大きく関係しているので、視界に入ってくる色によって
そのもののイメージや受け取り方が違ってきます。
要するに、青は寒そう、赤は暖かそう、という具合に、色はイメージを生むというこ
となんですね。

しかし、経験が関連して浮かび上がってくるイメージというのもあるので、同じ色で
も人によっては異なった連想が出てくることもあります。

写真も光と影と色で出来ているので、その組み合わせによって印象が変わります。
蜷川実花さんのような鮮やかな色の写真は華やかな印象を与え、見る人を楽しい気持
ちにさせます。
反対に白黒写真をみると時が止まったような印象を与え、どこかセンチメンタルな気
分になります。
ただ先述のように、同じ色でも経験によって色の印象は変わるので、もしかするとぼ
くと反対の感情になる人も中にはいるかもしれません。

とはいえ、被写体があってそれなりの条件が揃ってしまうと、光と色をコントロール
するのは容易なことではありません。
絵画のように自分で色を生み出す事ができれば、イメージと色を結びつける事ができ
ますが、写真はそう簡単にはいきませんよね。
何を撮るか、それをどのようにしてコントロールして自分のイメージに近づけるかを
常に意識し、光や色の組み合わせを決めていけば、撮りたい写真に近づく事ができる
のかもしれませんね。

撮影機材・LED照明の専門店

『過去と現在』

興味深いアプリが開発されました。
その名は「Pivot」。
現在の街並みにスマホをかざすと、その場所の「昔の姿」を映し出してくれるアプリ
でスマートフォンをかざすと、その場所の数十年前の姿が画面に表示されるというも
の。

YouTubeにも動画がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=j-VoveKtEFk

これはタイムトンネルの入口をつくりたいという思いから計画されたものということ
ですが、全世界の過去がスマートフォンをかざすだけで見ることができたら、旅行の
新しい楽しみが生まれそうです。

それだけだったら、まあ一見「セカイカメラ」的なARアプリの一種で特に役に立たな
そう、と思われるかもしれませんが、実は意外と深い意味があるんです。
開発者たちは「Pivot」が歴史保存のプラットフォームになってくれれば、と考えて
いて、過去の写真はオンラインで集め、GPS座標に結びつけられて正確かどうか判断
されるようです。
同時に、現在の街の風景もアーカイブされていく、というわけです。
とてもビッグなプロジェクトじゃないですか。
現在の写真がいつか未来で 「過去の写真」としてPivotに映し出される日が来るかも
しれませんね。

歴史的に重要なパレスチナとボストンの各地点に対応するものが、今年の秋に発売さ
れるようで、その後他の都市にも広げていく予定だそうです。

今いるところが昔どんな風景だったのか、とても興味がありますし、また、街は常に
変わっていくものですからその変遷を詳細にたどったり、シンプルにノスタルジック
な気分に浸れたりする、上手くいけばそんなアプリになり得るかな、と。

日本対応のPivotが開発される日が待ち遠しいですね。

撮影機材・LED照明の専門店